「ベタつく床」の掃除は気温が高いうちに。簡単にサラサラ・快適にする方法
汗や皮脂汚れでベタつく床の掃除は、残暑の時季にリセットしておくのが好タイミングだそう。ここでは、ベタつく床も簡単にサラサラになる掃除のコツとして、掃除の順番や使用するのにおすすめのアイテムなどをご紹介。クリンネスト1級のせのお愛さんが詳しく語ります。 【写真】簡単に手に入るアイテムで、ベタつく床がサラサラに
秋になる前に床掃除をしておくといい理由
湿度が高い夏は、ホコリや髪の毛などの汚れが水分を含んで、床に張りつきやすくなります。さらに、裸足で過ごす時間が長いため、足裏の汗や皮脂汚れで、すぐに床がベタついてしまうのです。 夏のベタベタ汚れをリセットするなら、まだ気温の高い今が好タイミング! 気温が下がると、皮脂汚れが固まって落ちづらくなってしまいます。今のうちに、すっきりサラサラにしておきましょう。
床掃除は順番が大切。最初から「水拭き」はNG
床掃除で大切なのは、順番です。ベタベタ汚れを落とそうと、つい最初に水拭きをしてしまいがちですが、それはNG。いきなり水拭きをすると、髪の毛やホコリが水分で張りついて、余計に汚くなってしまいます。まずは、フローリングワイパーのドライシートや掃除機で、乾いた汚れを取り除きましょう。
ウタマロ水×マイクロファイバークロスでサラサラに
乾いた汚れを取り除いたら、中性洗剤を使って水拭きをします。筆者はウタマロクリーナーを使っています。そのままでは界面活性剤が残ってヌルヌルしてしまうので、水で薄めた「ウタマロ水」を使います(水200mLに対して5プッシュ程度)。 このウタマロ水を使って拭くと、驚くほど床がサラサラに。雑巾でもOKですが、100円ショップでも購入できるマイクロファイバークロスを使うと、しっかり汚れが落ちますよ。 ただし、無塗装やオイル塗装の無垢フローリングには、この方法は使えません。無垢フローリングは基本的にから拭きのみ。どうしてもベタつきが気になる場合は、無垢材用のアイテムを使ってください。 筆者宅でも、無垢材の床には専用のものを使っています。おすすめは、お掃除シート。一般的なウエットシートと同じようにフローリングワイパーにつけて使えるので、簡単で便利ですよ。 ベタつく床の汚れは、気温が下がる前にリセット! いつもの水拭きをウタマロ水に変えるだけで、サラサラが復活しますよ。 ※ 紹介している掃除道具や洗剤のなかには、建材や設備機器によって使用してはいけないものが含まれている場合があります。建材や設備機器の取扱説明書、また、掃除道具と洗剤の注意書きを事前に確認してから、使用してください。各種洗剤を使用する際には、ゴム手袋を着用してください。 ※ 洗剤を使用する際には、製品のラベルや説明書に従い、安全に取り扱ってください。とくに、赤ちゃんやペットがいる家庭では、使用後には十分に換気を行い、残留物がないことを確認してください。 ※ 特定の床材についての掃除方法や使用する製品については、メーカーの推奨に従ってください。 ※ 掃除に使用する洗剤やクロスがアレルギーの原因になることがあります。とくに敏感肌やアレルギー体質の方は、まず小さな面積でテストを行い、問題がないことを確認してから使用してください。
せのお愛