前DeNA・高田 オイシックス入団へ 武田勝監督兼投手コーチの存在も後押し
今オフにDeNAから戦力外通告を受けた高田琢登投手(22)が来季からオイシックス(新潟)でプレーすることが2日、分かった。 【写真】勝利の女神!DeNA主砲、美人モデル妻とラブラブショット 高田は20年ドラフト6位で静岡商(静岡)から入団。高校時代から最速148キロをマークするなど将来を期待されたが、故障などもありDeNA在籍の4年間で1軍登板はなかった。 とはいえ、過去にはオフに尊敬する同じ左腕の前DeNA今永昇太投手(31=カブス)と合同練習を行うなど精力的にトレーニング。今季はイースタン・リーグで13試合、4敗、防御率8・55に終わったが、入来祐作2軍チーフ投手コーチ(52)も成長に手応えを感じるなど来季の飛躍も期待されていた。 11月14日の「12球団合同トライアウト」にも参加し、NPB12球団での現役続行の道も探ったが断念。来季の貴重な戦力としてオファーが届いたオイシックス入りを、この日までに決断した。 同球団で武田勝監督兼投手コーチ(46)の指導を受けることも高田を後押しした。 ◇高田 琢登(たかだ・たくと) 2002年(平14)9月18日生まれ、静岡県静岡市出身の22歳。中学硬式野球の静岡蒲原リトルシニアから父・晋松氏が監督を務めていた静岡商に進学。2年夏の静岡大会は準々決勝で紅林(オリックス)擁する駿河総合に敗退。20年ドラフト6位でDeNAに入団した。4年間で1軍登板はなし。1メートル78、80キロ。左投げ左打ち。