大阪府・吉村知事が定例会見10月21日(全文1)大規模商業施設の時短要請も解除
ワクチン・検査パッケージを飲食店で実施
また、コロナ追跡システム、われわれ持っていますので、それを活用して、感染が拡大するような場合にもできるだけ追跡ができるような仕組み、これを併存できないか、ここも1つの実証実験の中身に入れてまいります。また、このコロナ追跡システムは個人の名簿を作る必要はありませんので、国からできるだけ個人の名簿を作ってほしいと言われましたが、そんなの手書きで作ってる場合、なかなかうまくいきませんから、ここはコロナ追跡システムをうまく活用して、メールアドレスを確保できますので、メールアドレスを使ってさまざまなアンケートだとか、そういったこともやりながら、この来たるべき本格的な運用に向けて、ワクチン・検査パッケージ、これに追跡システムを加算する。この仕組みがうまく機能するのかどうか、この実証実験をやってまいりたいと思います。 内容ですが、まずワクチン接種履歴。これはワクチンを打ったという証明ですね。それからワクチンを打っていない方について、あるいはもう打たれないと判断されている方については、PCR検査の陰性確認、その手順を検証していきます。そしてPCR検査もなかなか事前にという方は少ない、そういう方ばっかりじゃないと思いますし、当日、食事に行こうというふうに決まったという人も出てくると思うので、当日の抗原検査のテント、これもつくります。ここで当日検査をぜひ、ワクチンも打ってなくて、PCR検査も事前にやってない方は当日テントですぐ結果が、5分、10分で出る検査がありますので、そこでやって、ご協力をお願いします。
ミナミの飲食店12店舗で実施
それから大阪コロナ追跡システムの登録です。これについてはQRコードで読み込むだけですので、今はずいぶん改善もして、タップだけで全て登録が完了する仕組みになってますので、それをお願いしていこうということです。もう1つは店内のCO2濃度、これを適切に保つ手順の検証と。そして飲食店とか来店者の皆さんに関するアンケート実施をいたします。このアンケートについては、その店で紙ベースのもので書いていただいてもいいですし、食事を楽しんでる場ですから、われわれ、QRシステムを登録いただければ、メールアドレスは把握できますので、そちらのほうにメールでアンケートをお送りさせていただきますので、そこで回答を、後日都合のいいときにやっていただけたら、われわれとしても集計をしてまいります。 実施の場所についてですが、大阪ミナミ地区の飲食店12店舗で実施します。いずれのお店もこのゴールドステッカーの認証店になります。この12店舗については本当に感謝です。25日から時短要請、それからお酒の提供自粛、これはもう解除するということも方針を出していますし、これは全国的に、大都市含めても、そういう傾向に、そういうことになってくる中で、本来であれば手間が増えるわけですから、やらなくていいことなんですけれども、それを率先して今後の感染拡大に備えてやってやろうと、公共的な観点から食のまちを復活させるためにやってやろうということで、手を挙げていただいた12店舗の皆さんには本当に感謝を申し上げたいと思います。 その店舗についてですが、ここにあるとおり公表させていただきます。それぞれ、江戸焼きうなぎの菱富さん。それからお好み焼きの美津のさん。そして串カツのだるまさん道頓堀店です。くれおーるの道頓堀店。純喫茶 アメリカンさん。焼き肉、道頓堀のみつる本店さん。それから、くくるさんですね。これもたこ焼きです。そしてたこ焼きのわなかさん。千房、皆さんご承知のとおりです、道頓堀ビル店。そして法善寺の浅草さん。みそかつ 矢場とんさん。そして、MAIN BAR SPIRITSさん。それぞれ地図がありますが、まさにミナミのど真ん中の店舗です。 そして検査場、これはテントで検査場も実施しますが、これは心斎橋筋もありますけど、戎橋筋がありますけれども、まさに道頓堀のど真ん中のかに道楽の看板があって、皆さんも本当にご承知のエリアですけど、あそこの道頓堀のど真ん中に店頭で陰性確認のための抗原検査会場設置をいたします。今回の実証実験に協力いただいている12店舗の皆さんに感謝申し上げたいと思いますし、府民の皆さんも、ぜひこの実証実験にご参加、ご協力をお願いできたらと思います。