帝京大が4連覇へ前進 慶大を11トライ&73得点で粉砕 5大会連続で4強入り/大学選手権
ラグビー全国大学選手権準々決勝(21日、慶大24-73帝京大、秩父宮)4連覇を狙う帝京大(関東対抗戦2位)はFL青木恵斗主将(4年)らで慶大(同4位)から11トライを奪い、73-24で圧勝。5大会連続で4強入りした。準決勝は来年1月2日、天理大-明大の勝者と東京・国立競技場で対戦する。 3連覇中の帝京大が、貫禄を見せつけた。前半5分のNO・8グアイニの先制トライ(ゴール)を皮切りに、11トライで73得点を奪う圧勝。FL青木主将は「自分たちの形であるフィジカルだったり、アタッキングマインドでラグビーができた」とうなずいた。 関東対抗戦は早大に17-48で敗れるなどして4連覇を逃したが「チームとしてフィジカルが強みであると再認識できた」と青木が話すように、糧にした。〝魂のタックル〟が伝統の慶大に対しても、「一対一を作って勝負しよう」と意思を統一し、防御を粉砕した。 準決勝は天理大-明大の勝者と対戦。主将は「対戦相手は関係なく、自分たちのラグビーをしていきたい」と、4連覇に向けて鼻息を荒くした。(児嶋基)