築60年空き家のセルフリノベ「猫と子ども天国の面白い家」がすごすぎてSNS大バズり! 人間6人・猫4匹と扇風機60台の日常 なみそさん
お風呂は浴槽を買って造作。浴槽も洗い場も広々としたホテルライクなお風呂はかずまさんのお気に入りの場所です。
(左)リノベ前のトイレ(右)リノベ後のトイレ。トイレットペーパーをたくさん収納できる。
そして、なみそさん夫婦の遊び心と照明の技を活かしたのが、夫妻の寝室。「誰ともかぶらないようにと、ラブホテルをテーマにしました。シャッターを閉めると昼も真っ暗になり、そこに間接照明を仕込んで妖艶な雰囲気を演出しています」
なみそさん宅で特徴的なのは、間接照明の使い方はもちろん、玄関はオレンジ、トイレはグリーン、子ども用トイレは青空のプリント、リビングはライトグレーなど、クロスをカラフルな色使いで遊んでいること。 「仕事でたくさんの物件を見てきて、構造などのいいところは大いに参考にしました。リノベーションは大変でしたが、引越したときに子どもたちが喜んでテンションが上がったときは嬉しかったですね」とかずまさん。1年半以上かけてコツコツ進めてきたリノベーションのゴールも間近ですが、これから屋根瓦を葺き替えたり、庭や外構、バーベキュースペースなどもつくりたいそう。 1日何回もXのポストを更新しているなみそさんは「家づくりも、家の中のいろいろなことも、低コストで、自分たちで考えて、これだけ面白くできるんだよという気持ちで発信していますが、フォロワーさんに喜ばれたり、アドバイスをもらったり、アイディアを共有できたりするのが楽しい。タイミングを逃さないで写真が撮れるように、部屋を常にきれいにキープできているのも、SNSをやっているメリットです」と話す。 古い家のセルフリノベーションは、素人には敷居が高いですが、なみそさん宅の家づくりは「家族が楽しければいい」という考えをベースに、参考になるアイディアがいっぱいありました。古い空き家は、自由な発想やわがままなクリエイティブも大歓迎。自分の好きや遊び心を追求するチャレンジ精神があれば、世界にひとつの面白い家の実現も夢ではありません。 ●取材協力 なみそさん かずまさん(夫)
佐藤 由紀子
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