（左）テレビの下は猫の部屋。テレビの横にスリット窓を設置　（右）テレビの横に設けたリビングと玄関を自由に行き来できるスリット窓（画像提供／なみそさん）

テレビの下の4つの穴は4匹の猫の寝床であり居場所ですが、あまり入ってくれないそう。また、テレビの脇に設けた家の形のスリット窓は玄関の靴箱の天板とつながっていて、家族が帰宅したときに猫が顔を出して出迎えてくれます。かずまさんこだわりのスリット窓は、Xでも多くの反響がありました。

（画像提供／なみそさん）

玄関をはじめ家の随所にKENくんの絵をたくさん飾ってある。オレンジの壁紙も明るく印象的。

（画像提供／なみそさん）

キャットウォークとつながる猫の休憩所。透明な板の下から猫を愛でるのは愛猫家の喜び。間接照明の優しい明かりもポイント。

（左）猫の部屋。トイレ置き場の上の棚には猫砂を収納。リビングと行き来できるくぐり戸も（右）窓の前の棚板は猫たちのくつろぎの場。十分な幅と奥行きを確保（画像提供／なみそさん）

リビングに隣接する広縁のような空間は、なみそさんが希望した、猫の部屋です。トイレ置き場の上に換気扇をつけて、トイレ後の臭いを解消。猫たちが好きな窓は、4匹の猫が同時に上がれます。天井には、昼は光が射し込むようにトップライトを設け、横にダウンライトをつけて夜も暗くならないように。猫目線と家族目線で、住みやすさを考えています。

扇風機が並ぶダイニング、映画館の入口を抜けて子ども部屋へ

まるで扇風機博物館のような壁。地震対策もバッチリだ（画像提供／なみそさん）

ダイニングの壁は、次男が大好きで収集した扇風機を飾りながら収納する棚を造作。「壁全部を扇風機にしたい」と夫妻で話し合い、形にしました。

子ども部屋につながる廊下の間接照明は音楽に合わせて光るそう。いずれも作業中（画像提供／なみそさん）

リビングから子ども部屋への廊下（アプローチ）は、映画館の入口をイメージした青い照明のほの暗い空間だが、何万通りにも色を変えることができるそう。

冒険心をくすぐるロフト風のベッドに子どもたちはワクワク（画像提供／なみそさん）

住みながらつくり、完成したばかりの子ども部屋4部屋は無垢材で囲い、子どもたちが高い所で寝たいという要望を叶えるために、ロフト風のスノコベッドを造作。下は大容量の収納スペースになっています。机代わりのカウンターも造り付けました。初めての自分の個室を手に入れて子どもたちは大喜びです。

（画像提供／なみそさん）

（左）下部収納付きロフト風ベッド（右）高い所が好きな猫たちと川の字でぐっすり。

ラブホをイメージした寝室、照明の使い方など遊び心満載の家

2人並んで使えるオリジナルの洗面台（画像提供／なみそさん）

水回りも、リサイクルショップなどで購入した商品を組み合わせてオリジナルで造作。なみそさんは、大家族分の食事やお弁当づくり、1日に4回も洗濯機を回すので、作業がしやすいよう空間も収納も十分確保しました。