大阪市・松井市長が定例会見9月16日(全文1)ミナミのゴミ不法投棄、速やかに対応したい
今後ごみの減量にどう取り組んでいくのか
毎日新聞:毎日新聞の【ナギラ 00:06:02】です。今の件で、あらためてこのイベントの狙いと、それから今後、どのように市としてごみの減量に取り組んでいくか、その辺りのお考えをお願いします。 松井:これまでもごみ減量を推進するためにさまざまな啓発、イベントを行ってきましたが、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、市民の皆さんに安心して参加いただけるウェブのイベントとして開催をすることとしたということです。このイベントをきっかけに参加いただいた方のごみ減量など、環境問題への意識、これが高まればと考えます。 今後もSDGsの達成にもつながる持続可能な循環共生型社会の形成に向け、今回のイベントでも紹介する、地域と連携した古紙・衣類のコミュニティ回収、新たなペットボトル回収の実施地域の拡大、フードドライブの推進による食品ロスの削減など、市民や事業者の皆さんと連携をし、ごみ減量推進に向けてさまざまな取り組みを進めたいと、こう考えています。 司会:次の質問をお受けします。朝日放送テレビさん。
ミナミのビルの不法投棄にどう対応する?
朝日放送テレビ:ABCテレビの辻村と申します。ごみの関連でちょっとお伺いをしたいんですが、個別の案件になって恐縮なんですけれども、大阪ミナミのあるビルで、不法投棄のちょっと温床になっているビルがありまして、1階のビルの事務所のような、使われていない部分が、もう完全に粗大ごみで埋まっているような状況になっておりまして、所有者の方も、対策としてフェンスなどを設置したりしているんですけれども、それでもどんどん次から次へと運び込まれて、そのフェンスが今、もう公道に倒れそうなような状況になっていたり、公道にも、なんか冷蔵庫がもう置かれたりしている状況があるんですけれども、公道部分、それは市道になるんですけれども、市道、私有地の部分で対応が分かれてくるかと思うんですけれども、市としてどういうふうに対応すべきだと考えるかというのをお願いできますでしょうか。 松井:これは公道の部分については、これはまずは、そもそもそういうところにごみを投棄すること自体が大問題なんで、これはもう徹底的に取り締まりをしたいと思っています。 ただ、私有地の部分については、これはなかなか難しい問題がありまして、皆さんもご承知のように日本各地、あちらこちらでごみ屋敷問題というのもあります。これを是正するために、所有者にさまざまな指導を行いますけども、所有者自身が自分の資産だということを言い張ると、なかなかこれ、強制的に撤去するまでには非常に時間が掛かります。 まずはやっぱり、地域にも非常に大きなマイナスの影響を与えますんで、ビル所有者と、それからそこに勝手にごみ投棄するなんていうのは、これはもう犯罪行為なんで、これはまず当該、当事者を確定するところから始めて、そういうことをさせないような対応、これは警察とも連携が必要ということになれば、速やかに連携して対応したいと、こう思っています。ちょっと具体的な場所すぐ調べて、すぐ対応してよ。