50歳以上のたるみに効果的な対策は美容医療より<骨活>?専門家「朝食抜きは絶対にNG。顔の骨がやせると老け感が…」
50代になると「美白ケアを完璧にしているのに年々シミが濃くなる…」「食事量は若い頃と変わらないのに、お腹周りの脂肪が増える一方…」といった悩みを抱える女性が急増します。しかし「それらの不調は決して<年のせい>だからではない」と断言するのは、多くの女優やモデルに支持されるカリスマ美容家の山田祥子さん。今回は、山田さんの著書『50歳からのやめる美容はじめる美容 肌・髪・体が変わる』から、50歳からの女性の健康美に欠かせないケアを一部ご紹介します。 【写真】山田さんおすすめ、まつ育にも役立つ美容液 * * * * * * * ◆<やめる>顔の土台が崩れる「骨やせ」を引き起こす朝食抜き 加齢とともに頬のボリュームが減って顔がコケてくると、たるみもシワも目立ってきて一気に老け感が増し、疲れていなくても疲れた印象になってしまいます。 この大きな原因となるのが顔面の「骨やせ」です。 特に女性は閉経後に女性ホルモンの分泌が著しく減ると骨量がガクンと減りますが、これは顔の骨も同じ。 顔の中でも特に頬や口周りの老け感に影響を与えるのが下顎骨(かがくこつ)(下あごの骨)です。 女性の下顎骨の厚みは50歳以降に薄くなり、 閉経後の骨密度は明らかに低下していることを示した研究報告もあります。 たるみやシワが目立ってきたからと、糸リフトやヒアルロン酸注入などのような美容医療に頼る人も多いですが、土台の骨が痩せているので根本改善にはなりません。 ですから、50歳からのたるみ対策には、美容医療より「骨活」のほうが大切なのです。
◆<はじめる>たるみを招く「骨やせ」対策に、まずは「納豆卵ごはん」を ヒトの骨は何歳になっても育ちます。 再構築に必要な栄養素を補いつつ、運動で骨に適度な刺激を与えれば一度やせた骨も丈夫になります。 ただ、問題なのは、加齢とともに食が細くなって1日の食事量が減ってしまうことです。 特によくないのが「朝食抜き」。 朝は時間も食欲もないなどと朝食を抜く人がいますが、50歳からは絶対にNG。 顔面骨の再構築が間に合わず骨やせを招き、老け感が増します。 朝食は抜かずにとるようにしましょう。 おすすめの朝食メニューは、ごはんに納豆と卵をかけるだけの「納豆卵ごはん」です。 忙しい朝でもパパッとつくることができ、タンパク質やカルシウム、ビタミンD、Kなど、骨に必要な栄養素をまとめてとることができます。 美容医療の前に、まず朝の納豆卵ごはんを習慣にしましょう。
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