原田龍二が廃墟のラブホで聞いたのは「子供の霊の足音」!? 体にも異変、ディレクターは嘔吐
原田龍二が経験したのは霊たちの想い!?
阿部さんの分析によれば、その気持ちこそ、霊たちの思考そのものだということでした。なんで私たちはここにいなくちゃいけないのか、というのが女性の霊たちの思いだと。 その場を阿部さんがお祓いし、真言を唱え、祈祷を開始しました。僕はその場を離れました。 霊の数が多すぎて、なおかつ、すぐにお祓いできないほど強力だったそうです。これ以上続けるのは危険だと判断した阿部さんが、ドクターストップをかけました。 すると今度は、一緒にいたディレクターの男性、それから乗ってきた車の運転手の体調も悪くなったんです。ディレクターに関しては嘔吐までするレベルで……。
怖いからじゃないんですよ。ディレクターは撮れ高がほしいので、できれば撮影を続けたい。それでも「もう無理です」と。 2人の気分が悪くなったのは霊がついたことが原因だったようです。阿部さんがその場で浄霊をして供養して、僕らは尻尾をまくように退散しました。僕も珍しく、早く離れたい気持ちでいっぱいでしたね。 「ここにいたくない」としか言いようがない、あの強烈な感覚。普段の生活では経験することのないものです。行かないほうがいいよっていうメッセージかもしれないと、僕は受け止めています。
リベンジで再訪するが、またしても異変が起きた
それで話は終わらないんですよ。 今年の9月、僕らは同じホテルを再訪したんです。ちょうど東北を回っていたので、ついでに寄ってみようかということになって。同じ場所に2度行くことは、そうあることじゃない。 前よりも強い霊体が支配している場合もあれば、ゼロになっている可能性もある。行って何かが起きる保証はないという前提でしたが、現場に到着したとたん、阿部さんが「真っ黄色の霊の顔が見える」って言うんです。 あぁ、何もパワーダウンしてないんだなっていうことで、僕はまた「1人検証」を始めました。
今回も同じ様に霊に向かってご挨拶しました。できれば存在を示してほしいし、音を出してほしいと。 すると、その言葉に呼応するように「タッタッタッタッタ」っていう足音が聞こえたんです。 雨が降ったあとで外の地面はぬかるんでいるから、乾いた足音がするわけがない。発生源は建物のなか。僕は自分を疑う癖がついているので聞き間違いかなとも思いましたが、あとから動画を確認しても音はちゃんと入っていました。