全室スイートのラグジュアリー客船「三井オーシャンフジ」見てきた! 三國清三シェフ監修ダイニングなど美食と美麗な船内にうっとり
商船三井クルーズは12月7日、東京国際クルーズターミナルで新船「三井オーシャンフジ(MITSUI OCEAN FUJI)」を公開した。 【画像】東京国際クルーズターミナルに入港した三井オーシャンフジ 三井オーシャンフジは全室スイート仕様の新船で、米シーボーンオデッセイを改装して12月1日に就航しており、この日が東京国際クルーズターミナルへの初入港となった。全長は198.15m、全幅は25.6m、喫水は6.4m、総トン数は3万2477トン、速力19ノット、客室数は229室、乗客数は458名、船籍はバハマ。 客室の内訳は以下のとおり7タイプ。全室がオーシャンビューで、うち9割にベランダを備える。7タイプのうち上位5タイプにはバトラーサービスを設定するほか、クルーズ中に1回「北斎 FINE DINING」での食事(1室2名まで)、「ザ・レストラン富士」専用エリアでの食事、ランドリーサービス(一部有料)を用意している。なお、ルームサービス自体は客室タイプにかかわらず利用できる。 ■ 三井オーシャンフジ客室(全229室) MITSUI OCEANスイート(2室): [広さ]82.4m2 [設備]リビングルーム、ウォークインクローゼット、ガラス張りのエンクローズドソラリウムバス、デイベッド、テレビ、バスタブ(ジェットバス)、洗浄機能付きトイレ、冷蔵庫 シグネチャースイート(2室): [広さ]87m2 [設備]リビングルーム、ウォークインクローゼット、テレビ、バスタブ(ジェットバス)、洗浄機能付きトイレ、冷蔵庫 ラグジュアリースイート(5室): [広さ]55.7~87m2 [設備]リビングルーム、ウォークインクローゼット、テレビ、バスタブ(ジェットバス)、洗浄機能付きトイレ、冷蔵庫 ペントハウススパスイート(4室): [広さ]48.8~49.4m2 [設備]リビングエリア、ウォークインクローゼット、テレビ、バスタブ、洗浄機能付きトイレ、冷蔵庫 ペントハウススイート(23室): [広さ]39.7~54.8m2 [設備]リビングエリア、ウォークインクローゼット、テレビ、バスタブ、洗浄機能付きトイレ、冷蔵庫 ベランダスイート(167室): [広さ]26.4~30.2m2 [設備]リビングエリア、ウォークインクローゼット、テレビ、バスタブ、洗浄機能付きトイレ、冷蔵庫 オーシャンビュースイート(26室): [広さ]25.3~29.4m2 [設備]リビングエリア、ウォークインクローゼット、テレビ、バスタブ、洗浄機能付きトイレ、冷蔵庫 共通アメニティ・備品: 金庫、バスローブ、シャワージェル、シャンプー、コンディショナー、歯ブラシ、オリジナルトートバッグ、スリッパ、ドライヤー、髭剃り、バスタオル ダイニングは4種。本格和食のコースなどを味わえる4階のメインダイニング「ザ・レストラン富士」、船尾のオーシャンビューを楽しめる8階のビュッフェ「テラスレストラン 八葉」、富士湖畔を思わせる8階「プールサイドレストラン 湖畔」、四ッ谷のフレンチ「オテル・ドゥ・ミクニ」(2024年3月に閉店)で知られる三國清三シェフが監修するスペシャルダイニング「北斎 FINE DINING」。三國シェフの北斎 FINE DININGのみ別途料金が発生し、事前予約制となっている。 このほか船内にはオープンエアのプール(温水プール含む)、海を臨むバー、落語やイベントなどを行なうステージ、ゲームやダンスイベントを楽しめるクラブ&バー、コーヒーやケーキとともに読書・くつろぎ空間を提供するラウンジ、スパ・フィットネスセンターなどを用意している。 □MITSUI OCEANスイート(2室) □ペントハウススイート □ザ・レストラン富士 □北斎 FINE DINING □テラスレストラン八葉 □オブザベーションバー36(サンロク) □MITSUI OCEAN スクエア □プール湖畔 □オーシャンクラブ&バー □スパ&ウェルネス木霊
トラベル Watch,編集部:松本俊哉
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