森保J入り25歳MFは複数「オファーあった」 心傾かせた監督の行動「一番大きかった」
奥抜侃志がG大阪に合流
ガンバ大阪は1月7日に新シーズンの練習をスタートさせた。ドイツ2部ニュルンベルクから新加入のMF奥抜侃志は複数チームから「オファーがあった」と告白。森保ジャパンの招集歴があり、アーセナルからゴールを奪ったこともある左サイドの25歳がG大阪に決めた理由を「熱量」だと明かした。 【写真】日本代表MFが交際宣言した元トップアイドル 「色気がすごーい」最新ショット 奥抜は大宮アルディージャのアカデミー育ちで2022年夏にポーランドのグールニク・ザブジェへ移籍。翌23年からニュルンベルクへわたり、昨年G大阪へ加入したFW林大地とは同僚だった。加入直後のプレシーズンマッチではアーセナル戦でゴールもマーク。その後、23年、24年には森保ジャパンに招集され、昨年の元日タイ戦でA代表デビューを飾った。 左サイドからのドリブルが持ち味の奥抜について、今季3季目の続投が決まったダニエル・ポヤトス監督は「大宮時代から見ている。足元の技術が優れて崩せる力のある選手」と期待。そんな奥抜は2年半ぶりのJリーグ復帰となる。今冬は「何チームからかオファーがあった」といい、複数クラブと天秤にかけてG大阪移籍を決断。その理由を明かした。 「強化部や監督とも話して、すごく熱量を感じた。僕自身、ウイングでプレーしたいと思っていたけど、オファーをもらったチームは中のポジションが多かった。その部分も惹かれたし、やっぱり監督からの熱量が一番大きかった。戦術的な部分でも熱く語ってもらって、求められているものと僕がイメージしているものが一致した」 ポヤトス監督の熱烈オファーに応える形で実現した移籍。昨季はリーグ4位、天皇杯準優勝で終えたG大阪にとってキーマンとなりそうだ。
FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi