子どもはみんな大好き! キャンプを楽しむための「テントとタープ設営」の極意
親子でキャンプを楽しむために、子どもが一番もりあがるキャンプの設営を紹介。キャンプ場で快適な「わが家」を作るには、テントとタープの設営が重要です。 【データ】東大生の幼少期の習い事、1位が水泳、3位が野球。では2位は…? 指先と学力の見逃せない関係 今回は書籍『ドラえもん学びワールド キャンプと自然観察』より、テント設営場所の選び方から、安全に設営するポイント、タープの張り方まで詳しく解説します。また、水場の確認や火の扱い方、暑さや寒さ対策、虫対策など、キャンプ場での基本的な注意点も網羅。家族みんなで協力し、楽しく安全なキャンプを実現するための情報が満載です。 ※本稿は、藤子・F・不二雄・まんが 長谷部雅一・監修『ドラえもん学びワールド キャンプと自然観察』(小学館)から一部抜粋・編集したものです。
テントを張る場所は快適さが命
キャンプのテント泊では、テントをどこにどの向きに張るかが大切。フリーサイトでテントの場所を決める時には、「テントをあけた時、中からどんな景色が見えるといいか」と「まわりが安全か」を考えよう。地面にすわってみて、そこから見上げる景色、見わたせる風景を確認するといいよ。 場所が決まったら、テントを張る前にグランドシート(地面とテントの間にしくシート)を敷いて寝転がってみよう。寝心地はどうか、じゃまな石ころや枯れた木などはないかなどをチェックして、もし石や木の枝などがあったら、テントを張る前に取りのぞいておくと安心だよ。テントを張る場所選びの主なポイントは、下に挙げた4つ。 景色...森の木々、山や空が見えるベストスポットを探そう! 木々...そばに木があると、適度な日陰があって過ごしやすい。 水場...炊事場やトイレと近すぎず・遠すぎずの場所がベスト。 平らな地面...食事や寝る時のことを考えて、平らな場所が◎。 テントの役割は、主に「寝る場所」。多くのテントは入り口に「前室」という屋根付つきの空間が作れるようになっている。広めの玄関という感じかな。 テントの設営はみんなで協力しあおう。テントを張る時のポイントは下の3つだよ。ハンマーを使う作業では、正しいやり方を理解した上で、軍手をして、大人に見てもらいながら手元に集中しよう。 最後に、テントの上に「フライシート」という水をはじくシートをかければ完了。設営ができたら、テントの中を準備しよう。寝袋は袋から出して広げておき、すぐに寝られるようにしておくといいよ。