iPhoneユーザーは「AirPods」を買うべき? 高いので他社の製品と迷っています……【専門家が解説】
Appleから販売されているワイヤレスイヤホン「AirPods」。さまざまなメーカーからワイヤレスイヤホンが販売されていますが、iPhoneユーザーにはAirPodsを選ぶべきなのか迷っている人もいるのではないでしょうか。AirPodsについて、「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。 【図解】iPhoneのバッテリー寿命を縮める! やってはいけないNG行為4選 (今回の質問) iPhoneユーザーはAirPodsを買うべき? 高いので他社の製品と迷っています。 (回答) iPhoneユーザーにAirPodsをオススメする一番の理由は「使い勝手のよさ」です。「音質」という点だけを見れば、同価格帯でもっと音質のいいイヤホンが手に入るかもしれません。ですが「使い勝手のよさ」という点においては、AirPodsを上回るイヤホンはないと思います。イヤホンに関するさまざまなストレスがなくなり、日常の中に自然に溶け込んでくれる。それがAirPodsの魅力です。 どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
◆Apple製品ならではのシームレスな連携
筆者はAirPods 3を愛用していますが、最もメリットに感じているのはこの「シームレスな連携」です。この利便性を一度知ってしまい、他のワイヤレスイヤホンに満足できなくなってしまいました。 AirPodsは、iPhone、iPad、MacなどApple製品間でシームレスに連携できます。一度ペアリングを設定すれば、Apple IDを介して自動的に他のAppleデバイスでも使えます。例えば、iPhoneで音楽を聴いている途中で、Macでビデオ会議が始まった場合、AirPodsやiPhone、Macでの切り替え操作が一切不要です。 一般的なワイヤレスイヤホンの中にも、「マルチポイント」という機能を搭載しているものはあります。複数のデバイスに同時に接続した状態を維持できるため、接続先の切り替えが不要。しかし同時に接続できる台数に限りがあるのが一般的で、だいたい2台、多くて3台程度です。 それに比べて、AirPodsが接続できる台数はもっと多い。正確な台数は明言されていませんが、少なくとも私が利用している以下のデバイスに対しては、使用している端末を認識して自動的に接続先が切り替わってくれます。 ・iPhone 12 Pro Max(プライベート) ・iPhone SE(会社支給) ・iPhone 8(中古の家用端末) ・MacBook Air(プライベート) ・MacBook Air(会社支給) ・iPad mini6