「障害者の孫なんて困るわ~」姑に言葉に傷つく40代妻。味方だったはずの夫も実は…。「祝福されない出産」は年上妻の宿命なのか
ー高齢出産なんだから無理はしないでね。 ーただでさえ高齢なんだから、会社はやめた方がいいんじゃない? 「LINEで何度も送ってこられて、参ってしまいました。もちろん高齢であることは私だって理解をしています。それなのに何度も何度も言われて…」。 そしてある日、衝撃の言葉を耳にすることになる。その日、すみれさんは残業をして帰りが遅かったんだそう。帰宅をすると夫が誰かと電話をしながら、食事つを作っているところだったそう。部屋に入ろうと思った瞬間、驚きの言葉が耳に入る。 ー年増だから、色々大変なのよ。こっちも。 「耳を疑いました。夫の口からそんな言葉が出てくるなんて…。スピーカーにしていて、お義母さんの声も聞こえたんですけど、散々でしたね」。 ー病気を持って生まれる可能性高いんだから検査しなさいね。 ー障がいのある孫なんて可愛がれない。 ー成人になったときは60歳超えてるのよ? 言われているだろうとは思っていたが、実際に話しているところを聞き、大きくショックを受けたと話すすみれさん。【後編】では味方だと思っていた夫のさらなる暴言についても話を聞いていきたい。 取材・文/橋本 千紗