チャールズ国王、外遊は「存在をアピール」するため? 元側近が語った実情
チャールズ国王は、近くオーストラリアを訪問する予定です。がんの治療中であることを考えれば、この旅は非常に大きな意味を持つものといえるでしょう。外遊中の国王に関する報道が、人々が国王に対して持つ意見や印象に、影響を与えることは間違いありません。 【写真】「ラブラブ」な様子のチャールズ国王&カミラ王妃 つまり、チャールズ国王についての報道には、「心配な面もある」ということです。アメリカのニュースサイト『デイリー・ビースト』は、王室の元スタッフが「匿名で語ったオーストラリア訪問の本当のところ」について伝えています。 外遊中のチャールズ国王の動向について、ロイヤルたちの公務を取材することが認められている「ロイヤル・ロタ」を構成するイギリスの報道機関は、国王が文字どおり「路上で倒れて死去」するようなことでも起きない限り、健康状態について「議論を呼ぶような」ことは何も報じないはずです。 ですが、国内メディアのような規制を受けていないオーストラリアの報道機関が国王について何をどのように伝えるかについては、想像がつきません。滞在中、例えば国王が何か恐ろしい経験をしたり、公務がキャンセルされたり、予定を切り上げて帰国するようなことになったり、何か問題が起きたとすれば、メディアはそれを一斉に、大々的に報じるでしょう。 そうなれば、イギリスの報道機関が守っている「オメルタ(沈黙の掟)」も、なかったことにされてしまう可能性があります。
この元スタッフは、さらに次のように述べています。 「遠慮なく言えば、(今回の外遊は)国王が今にも死にそうな状態にあるわけではないことを“証明する”ことがすべてなのです」 「問題は、仮に何かがあったとすれば、それとは逆のことが結論になってしまうということです。国王にとっては、いちかばちかの旅になるでしょう」 いっぽう、国王については、カミラ王妃が「健康状態からすれば働きすぎ」ではないかと心配していることも、伝えられています。 『デイリー・ビースト』によると、王妃に近いある人は、「王妃は国王に、もっとのんびりして欲しいのです。オーストラリア訪問がなくても、働きすぎだと心配しています」と話しています。
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