その機嫌の悪さは「便秘」が原因かも? 冬に多発する子どもの便秘。救急外来というケースも【小児科医監修】
トイレットトレーニングが完了しても、子どもの便の観察を
おむつをしている時期やトイレトレーニング中だけでなく、トイレの自立ができてからも、子どもの排便回数や便の様子は気にかけましょう。 「どんなうんちが出た?」「スッキリ出せた?」など、子どもに尋ねるのもよいでしょう。「カチカチうんち」「バナナうんち」「ゆるゆるうんち」など便の状態に名前をつけ、子どもに報告してもらえるとよいですね。 「うんち出た~!」など、子どもが排泄した便を見せたがったら喜んで見てあげて、「うんちが出てよかったね」などと、ポジティブなことばがけをしましょう。「汚い、くさい」などのことばは排便にネガティブなイメージがつき、排便を我慢することにつながったりするので控えましょう。 【記事監修】 二瓶浩一先生| しあわせ子供クリニック 院長 東邦大学医学部卒。東邦大学医学部付属大橋病院小児科勤務を経て、2020年東京都目黒区に「しあわせ子供クリニック」を開院。同クリニックでの診療の傍ら、東邦大学医療センター大橋病院の非常勤講師や目黒区内のいくつかの保育園の園医を勤める。
取材・構成/仲尾匡代