900万円レクサスLXが盗難被害、犯行時間たった5分 オーナー悲痛「毎日仕事して、やっとの思いで購入した愛車」
深夜、自宅滞在中に被害「エンジンかかった音で気づいて…」
犯行時間はわずか5分。新年早々、自宅駐車場から大切にしていた愛車が消えた。悲痛な盗難被害を訴えたのは、神奈川県に住む木村太紀(@kimurataiki0617)さん。100万円の懸賞金をかけて懸命に車の行方を探している。 【写真】こだわり詰まった木村さんのレクサス…貴重な特徴を備えていた、実際の写真 「自家用車のLXが盗まれました。湘南339み69 神奈川県足柄上郡大井町金子 付近で見かけた方は情報提供お願い致します」 1月8日、木村さんは「拡散希望」として、盗難被害をネット上に投稿。愛車は2015年式のレクサスLX570で、24年3月に900万円で購入したものだった。 犯行は同日午前0時40分ごろ、場所は自宅マンションの駐車場だった。 「僕が起きている時に部屋から見えている範囲で盗まれたんですよ。エンジンかかった音で気づいて……。走り去っていくのが見えたっていう感じです」 駐車場は道路に面してはいたものの、人目につかない場所にあった。すぐに部屋を飛び出し、車の行方を追いかけたが、間に合わなかった。近隣の防犯カメラの映像から犯行に要した時間はわずか5分だったことが判明。状況から「CAN(キャン)インベーダー」という手法が有力視されている。 「犯人は2人組で来ました。1台は別の車で、現場には2往復していた。最初は帽子とかつけてなくて、もう一度戻ってきた時は、顔を覆うようなものをつけていました。下見をしたんだと思います」 そして「暗くて分からないけど、おそらく外国人。体格的に」と付け加えた。 警察には被害届を提出。「靴底の跡と駐車場のフェンスに指紋が残っていたということは聞きました」。懸命な捜査が続いているものの、まだ有力な手がかりはない。木村さんは知人と神奈川県内のコインパーキングを中心に探す一方で、ネット上に100万円の懸賞金を出し、SNSの力に協力を仰いでいる。車の特徴として、「モデリスタアルミが付いているLXは少ないので、タイヤ、アルミも見ていただきたいです」と訴えている。