工場夜景、元祖ニュータンタンメン…川崎の魅力詰まったガチャガチャ 製作に地元高校生も
川崎の魅力を集めたカプセルトイが7日からJR川崎駅前の商業ビル「川崎ルフロン」などで販売される。地域の魅力を発信し、街を盛り上げるプロジェクト「街ガチャ」の一環。川崎市立幸高校の生徒が製作に携わった。 カプセルトイは、硬貨を入れて回転レバーを回すと、カプセル入りのおもちゃが出てくる小型自動販売機。ガチャガチャと呼ばれ、国内には約60年前に登場、数度のブームが起きている。 販売するカプセルトイはキーホルダーで、11種類で、1回300円。川崎市臨海部の工場夜景のほか、厄除け大師で知られる川崎大師近くにある煎餅やわらびもちの店、川崎のソウルフードとして定着しつつある元祖ニュータンタンメンなどのロゴなどが描かれている。 カプセルトイ事業を行う「トーシン」(北海道帯広市)と、日本ガチャガチャ協会(東京都中央区)が、幸高校とともに製作した。幸高の生徒は今年初めから参加し、川崎にある有名なお店や企業などの「素材」を選定。その後、権利の確認や使用許可の交渉などを行い、商品製作に携わった。 街ガチャは、街の魅力を集めたカプセルトイで地域を盛り上げようと、同協会が全国50カ所以上で展開している。