ソフトバンク育成10位の2年目左腕の前田純が2回無失点の好投 プロ2度目登板が日本シリーズ DeNAオースティンから空振り三振
◇プロ野球日本シリーズ第3戦 DeNA4-1ソフトバンク(29日、みずほPayPayドーム) 【画像】「去年より勝負できている」ソフトバンク前田純が5月のファーム月間MVP受賞 育成出身2年目のソフトバンク・前田純投手が、日本シリーズの舞台で好投をみせました。 前田投手は2022年の育成ドラフト10位で、日本文理大学からソフトバンクに入団。今季は5月度のファーム月間MVPを獲得すると、9月29日に1軍に昇格。敵地エスコンフィールドHOKKAIDOでの日本ハム戦でプロ初先発し、6回無失点の好投で初勝利を飾っていました。 プロ2度目の登板となったのは、日本シリーズのマウンド。1-3と2点を追う6回からマウンドに上がると、先頭の森敬斗選手を143キロのストレートで空振り三振に仕留めます。さらに5回にホームランを放っている桑原将志選手を高めのカットボールでショートゴロ、梶原昂希選手をカーブでセンターフライに打ち取り、3アウトとしました。 続く7回は3番からのクリーンアップとの対戦でしたが、先頭の牧秀悟選手をカーブで詰まらせショートフライとすると、4番のオースティン選手を低めのチェンジアップで空振り三振。さらに筒香嘉智選手をストレートでファーストゴロとし、2イニング連続で三者凡退。 前田投手は、2回27球、被安打0、2奪三振、無失点の好投をみせ、本拠地のファンの前で躍動しました。