新型コロナ専門家会議が会見(全文4)全世代で互いを守る行動を
政府の新型コロナウイルス対策専門家会議は1日夜、同会議の第10回会合後に記者会見を行った。 【動画】「『感染拡大地域』では一斉休校も選択肢」専門家会議が見解 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「『感染拡大地域』では一斉休校も選択肢」専門家会議が見解(2020年4月1日)」に対応しております。 ◇ ◇
長期戦にどう備えればいいのか
日本テレビ:日本テレビの【ワダ 01:04:23】です。前回の会見で、西浦先生が持続可能性な方法を探っていきたいというお話だったんですけれども、今回のコロナ疲れとか、そういった言葉も見られたんですが、今後、明確に時期を示したほうがいいというふうなお話があったんですが、長期化する中でどのように発信していこうと考えていらっしゃるのか、お伺いしたいです。 脇田:武藤先生、ありますか。 武藤:いや、でも、何について。 脇田:長期にわたって対策をどうしていくかということですか。 尾身:この間の感染の拡大を、日本全国をちょっと俯瞰しますと、最初武漢がらみのがあって、ところが2月の13日ぐらいになるとリンクの追えないものが急に増えてきて、いろんな複数から。そういう中で、リンクが途中で追えたり追えなかったりというのがあって。それから2月の確か28日だと思いますけど、北海道で感染の拡大、これは若者の感染がなかなか、クラスターサーベイランスの懸命な努力にもかかわらず、必ずしも早期に探知できなかったということで、気が付いたときには比較的多くの高齢者、遠隔地に増えるということがありましたよね。 そういう中で、北海道も緊急事態宣言を出し、それから先ほど言った国のほうもイベントの開催の自粛とかということがあって、また少し連休ということで、少し、かなり一生懸命国民、一般の皆さんがやってくれたんだけど、やっぱりそれほど毎日近くで、これ、志村さんというタレントの人なんかがまだああいうことを、不幸なことがなる前ですよね。そんなことであって、いろいろ専門家はいろいろ言うけれども、そんなに近くの人で感染が起きてるわけじゃないから、というのはある程度、一般の人間の心情としては分かりますよね。