新型コロナ専門家会議が会見(全文4)全世代で互いを守る行動を
感染した場合の行動の目安は話し合っているのか
共同通信:共同通信の【スエ 01:13:00】と申します。先ほど武藤先生も触れられていた自分がかかった場合にどうするか、もしくはあと軽症者のケアについてなんですけれども、これもつまりやっぱり自分がかかったらどうするかという目安とかがあると、きっと多くの方は安心できたり、それに従って振る舞おうというふうにして感染の拡大を防げることにもつながるかと思うんですけれども、軽症かな、軽いかなと思った場合に自分がどう振る舞えばいいか、じゃあどういうふうに治療の目安、何日間はうちにいて、どういうふうなことを、体温を何回測ってとか、どういうふうな自宅療養をしていけばいいかということの目安を、例えば専門家会議で話されたりとか、示されたり、そのようなお考えはありますでしょうか。 尾身:それは大変いい質問で、今日のこの提言書にはいろんなことが、今回は、1つのフォーカスは、この前は地域を挙げたんだけど、あまり各地域から、いったい自分の都道府県がどこに当たるのか教えてくれということが1つのあれがあったんで、今回はそのことは、今の受診の指針ですよね。いったいこれから感染が拡大していけば、ある意味では非常に軽い人は自宅、あるいは先ほど宿泊、ホテルなんか、泊まってもらうこともあるし、どうなったら帰国者相談センターに電話してというような、いつになったら電話する、いつになったら相談する、どこに行くかというような、一般の人の受診の指針というようなものは実はわれわれ専門家の間にかなり、省思といいますか、かなりもう考えていますので、脇田先生、次回辺りそういうこともお見せできたらいいかと私は個人的には思ってますが。 それはもうわれわれの中で、こういう場合には何日くらい待って、あるいはリスクの高い人は待たなくてもすぐに相談して行けるようなシステム、どういう場合には自宅、あるいは、というようなことを少しずつ今考え、もうかなり考えはまとまっているので、次回辺りにそういうことも示せればいいなと私個人的には思ってます。