アメリカの歴代大統領も愛した Brooks Brothersの傑作「ポロカラーシャツ」の魅力
ポロカラーシャツという名に込められた誇り
「現在、ポロカラーシャツの縫製は、Brooks Brothersがその技術力を認めた日本の縫製工場が手がけています。ただ、アメリカ製の雰囲気にこだわるという方は、ノースカロライナ州のガーランド工場で眠っていたデッドストック生地を使い、本国の工場で縫製した『スーピマコットン オックスフォード ドレスシャツ Regular Fit Made in USA』がおすすめです」 このシャツの素材やディテールを見ていると、「機能美」という言葉が思い浮かぶ。ひとつひとつのディテールは、単なる飾りではなく、きちんと意味や役割を持っていて、それらは人が着る際に着心地を高め、あるいは美しく見えるように機能する。ゆえに多くのブランドがこのシャツを手本とした。 ポロカラーシャツは、アメリカの歴史や合理主義によって生み出された機能美ディテールの集合体なのだ。
もし、あなたがボタンダウンシャツを買うためにBrooks Brothersの店を訪れた際、「ポロカラーシャツが欲しい」と伝えれば、応対したスタッフは心の中でよろこびを感じるかもしれない。 Brooks Brothersは、襟元にボタンのついたシャツをあくまでも「ポロカラーシャツ」と呼ぶ。なぜなら、この商品名には、すべてのボタンダウンシャツの祖先にあたる特別な存在である、という誇りが込められているからだ。
【関連記事】
- 新登場の「メレル ジャパン アパレル」で注目なのは、汎用性の高い「コーチシャツ」だ
- “タフガイTシャツ”の全米代表選手 CAMBERの「マックスウェイト」はなぜこれほど丈夫なのか?
- これぞmade in JAPAN!「Jackman(ジャックマン)」の吊り編み機で編まれた地厚Tシャツ
- 1961年創業のアメリカンカスタムシャツメーカー「INDIVIDUALIZED SHIRTS(インディビジュアライズド シャツ)」の魅力に迫る
- 「リバースウィーブ®」の1stモデルも忠実に再現! 「Champion(チャンピオン)」100年を超える歴史から掘り起こした「TRUE TO ARCHIVES(トゥルー トゥ アーカイブス)」とは?