虎に屈辱3タテ許した首位巨人に迫る“5月危機”
高代氏は、さらにこう指摘する。 「6連勝中の巨人は、吉川の出塁率が高く、坂本との1、2番コンビが出て、ポランコがつなぎ岡本で返すというパターンだった。だが、坂本がいなくなったことで、岡本の前に走者をためることが難しくなるのかもしれない。ポランコも坂本と岡本の間にいることで、マークがそう厳しくなく、力を発揮できていた部分があるが、今後は、苦労するかもしれない。丸も不振。2番と5番がポイントになると思うが、原監督も打線をどう組めばいいか苦心するだろう」 現在、巨人は貯金「8」で、2位のヤクルトとは2.5差、最下位の阪神とは9ゲーム差をつけているが、決して、盤石の首位ではない。原監督は「5月危機」をどう切り抜けるのか。“混セ”に突入しそうな予感がしてきた。