ボビー・オロゴン容疑者きょう送検 21年連れ添った妻に長年のDV、事実上の家庭崩壊か
日本人の妻(46)への暴行容疑で16日に現行犯逮捕され、きょう18日にも送検される予定のタレント、ボビー・オロゴン(本名=近田ボビー)容疑者(54)だが、妻の証言などで同容疑者のDV(家庭内暴力)の実態が明らかになるにつれ、芸能界にもその余波が広がっている。経緯をまとめた。
06年にも暴力騒動で書類送検
オロゴン容疑者は16日の昼ごろ、さいたま市浦和区にある自宅で妻の顔を叩いたとして暴行の疑いが持たれている。妻からの通報で自宅に駆けつけた警察官が同容疑者を逮捕した。マスコミ各社の報道によると、妻は自宅にいた同容疑者に『なぜ私宛ての手紙を勝手に開けたのか』などと話しかけたところ口論となり爪を立てて叩かれた、などと話しているという。同容疑者は妻とトラブルになったことは認めたが、「突き放しただけ」と暴力については否認しているという。 しかし逮捕翌日の17日午後に、妻が長年におよぶDV被害について激白した。 「自宅前に詰めかけた報道陣に、奥さん自ら伝えたいことがあると。逮捕現場にもいた子どもたちも一緒でした。奥さんはこれまで21年連れ添ってきたんですが、実は長年に渡りオロゴン容疑者からさまざまなDVを受けていたというんです。離婚届をとっとと書け、とも言われていたようですから事実上、夫婦関係は崩壊状態だったのでは」と気の毒そうに話すのは、スポーツ紙の40代男性記者。 妻はその場で、オロゴン容疑者から嫌がらせでガスを止められたり、「家を売りたいから出て行ってくれ。協力できないなら眠れなくしてやる」など暴言を受けていたことなども明かしたという。 オロゴン容疑者といえば06年にも、当時所属した事務所で暴れ警察官が駆けつける騒動を起こしマスコミに大きく報じられたことがあった。このときは事務所社長に暴力を振るったとして書類送検され、起訴猶予処分となった。 「格闘家としてK-1に出場した経験などもあるオロゴン容疑者ですから、たとえ本人的に『突き放しただけ』というつもりであっても、妻としては恐怖でしょう」(前出・スポーツ紙記者)