ボビー・オロゴン容疑者きょう送検 21年連れ添った妻に長年のDV、事実上の家庭崩壊か
たけし、有吉…芸能界もショック 妻との今後は?
オロゴン容疑者は1973年、ナイジェリア出身。07年に日本国籍を取得している。ナイジェリアの国立大学経済学部を卒業後、貿易業を営む父の仕事の手伝いなどをする中、95年に初来日。妻とは、98年に再来日後、しばらく日本にとどまった際に知り合った。一時ナイジェリアに帰国した際にも妻が同行、99年に現地で結婚する。その後、妊娠した妻の「日本で出産したい」という希望から日本に戻った。これまで2男3女をもうけている。芸能活動については、テレビ番組の街頭インタビューを受けたことをきっかけに2001年から始め、日本語が堪能なことを活かし、バラエティー番組などで人気者になった。 今回の逮捕を受け、芸能界からもさまざまな声が上がっている。 ビートたけしはレギュラー出演する情報番組「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS系)16日放送で、「ナイジェリアでしょ。西アフリカの人は、オスマン・サンコンはギニアなんだけど、それからベナンのゾマホンもそうだけど、結構男尊女卑って感じがあって、あの辺はね、かなり女の人に対しては昔ながらだったんだけどね…日本にきてもうわかったと思うんだけど」などと発言。 有吉弘行は自身のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN)17日放送で、「ボビーは2回目だからね」と06年の騒動にふれ、「カラダも大きいし力も強いんだから、(暴力行為は)やっちゃダメだ」と話し、妻への暴行容疑で逮捕されたことにショックを受けている様子。 21年連れ添った妻に対し、オロゴン容疑者はいま何を思うのか。そして帰化して日本人になって築き上げた家庭の今後をどうするのだろうか。 (文:志和浩司)