間取りは大事、1坪の「洗面&脱衣&ランドリールーム」でも家は住みやすくなる
ニッチと隣のウォークインクローゼットを収納に活用
脱衣所には、お風呂上りに使うタオルや着替えなどを置く場所が必要です。そこで、洗面脱衣所の壁に、ニッチを設置。小さくたためば、タオルや末っ子の着替えを置くこともできます。筆者の入浴の際は、メガネやお風呂上りに使う化粧品なども置いています。 脱衣所には、プラスチック製の小さなチェストワゴンもあります(写真中央)。上にバスタオルを置き、中には家族のパジャマやインナーを入れています。 そして、ワゴンに入りきらないぶんは、洗面所のすぐ隣の1.5畳のウォークインクローゼットに収納しています。狭い洗面脱衣所ですが、すぐ隣にウォークインクローゼットがあるおかげで、散らからず使いやすいと感じています。
脱衣所を使うとき、目線が気になる悩みが発生
LDKと洗面脱衣所の間には、引き戸の扉があります(写真)。お風呂に入る際、その引き戸を閉めてから、脱衣所を使います。 じつは、この引き戸の向こうには、トイレもあります。ですから、服を脱いだり着たりしているときに、トイレに用事のある家族が引き戸をあけて入ってきてしまうことがあります。 子どもたちが成長するにつれて、お互いに目線が気になって困る…という悩みが、早くも出てきてしまいました。 「やはり脱衣所を独立させたかった」「仕切りがあったほうがよかった」「せめてロールスクリーンをつけておけばよかった」と後悔しました。
バスタオルハンガーにカーテンをつるして視線問題を解決
先に書いたように、目隠しのために、ロールスクリーンを設置することも考えました。ですが、天井に室内物干し竿があるので、ちょっと難しそうだなと断念。次に思いついたのが、天井にある室内物干し竿を使って、カーテンをつるす方法でした。 竿に引っかけたバスタオルハンガーに、カーテンフックを使ってカーテンをつるすだけ。ちなみに、2枚のカーテンを、少し重ねてつるしています。カーテンの重なった部分は、のれんのようにめくることができるので、出入りもラクです。 このカーテンのおかげで、脱衣所の悩みは解決。1坪という狭いスペースでも、洗面所、脱衣所、ランドリールームとして、うまく両立できています。
東島由樹