【体験談】注文住宅にありがちな「収納の後悔」5選!購入者の体験談から住宅のプロが徹底解説
注文住宅の収納にまつわる後悔ポイント1:大きく作りすぎて手が届かない
「キッチンの収納を大容量タイプにしたが、脚立を使用しないと手が届かないため不便を感じる」 キッチンは収納するモノが多い場所なので、少しでも収納スペースを増やしたいと思う方が多いでしょう。 しかし手が届かないような高い場所にある収納スペースは、ほとんど使わないモノを収納しておく場所になりがちです。 こうしたスペースもキッチンでは必要になることがありますが、利用頻度が高いものを高所に収納する場合には、食器棚の下部が収納を兼ねた踏み台になっている踏み台付食器棚や、戸棚の中身を丸ごと手元まで引き下ろすことができる昇降式吊戸棚などがあります。
注文住宅の収納にまつわる後悔ポイント2:家族それぞれの部屋に収納を作ればよかった
「収納を一か所にまとめたが、個々の部屋にもクローゼットを設ければよかった」 家族全員の収納を一か所にまとめて収納できるファミリークローゼットがあると、各部屋のスペースを広くとることができます。 また、洗濯をして衣類を各部屋のクローゼットに収納する手間を省くことができるメリットがあります。 一方で、身支度に忙しい朝などにはファミリークローゼットが混雑してしまうので、せっかく作ったファミリークローゼットが機能せずに無駄なスペースになってしまいがち。 ファミリークローゼットは家族のライフスタイルによっては合わないこともあるので、自分たちのライフスタイルを考えた上で採用を検討することが大切です。
注文住宅の収納にまつわる後悔ポイント3:床下収納はほぼ使っていない
「床下収納は思っていたよりも使いにくく、利用頻度が低い」 床下収納のメリットは人目につかない場所に収納することができ、居住スペースを削ることなく収納を増やすことができる点です。 しかし床下に収納スペースがあるため立ったまま物を出し入れすることができず、重いものや大きなものは出し入れが大変になります。 したがって年に数回しか使わないような調理器具や瓶詰め、缶詰といった食材のほかに、カップ麺や調味料、防災用の非常食などの保管に適しています。 一方、日常的に良く使用するものや長期保存ができないものの保管には適していません。