東京のブルックリン?海外の田舎町?隅田川両岸を歩いて見つけた絶品“東京の下町グルメ”とは
“東京のブルックリン”とは?
肥「さすが、おと週の元祖飲んべえライター(笑)。そういや、いく子ちゃんは浅草橋・蔵前担当だったよね?」 菜「うん、蔵前は行く店をきちんと選んだ方がいいと、強く言いたい。東京のブルックリンとか言われてるせいか、おしゃれを売りにして、味は大したことない上に値段がむやみに高い店もあったからさ。手頃できちんとおいしくて、っていう店を探すのに苦労したよ」 松「大変だったのねえ」 菜「あ、でも老舗の角打ちや天ぷら屋もあったりして、下町らしさもしっかり残っていた。それに蔵前は問屋の町でもあるから、買い物も楽しいよ。そうそう、このバッグ見てよ!」 本「さっきから、私も欲しいなって思ってたの」 菜「これ、2310円!」 本「安っ! 私も買いに行きたい」 菜「飲食店が充実しているのは、やっぱり浅草橋だね。今回の目玉は、なんといっても『中国菜 仁』。ウエスティンの『龍天門』出身の店主が作る料理は、どれもこれも絶品。今まで世に知られてなかったのが不思議になるほど、隠れた名店だった」 肥「マジで!? メモメモ、今度絶対に行こっと」 菜「あとパン好きの奈々ちゃんなら気になると思うのが『串衛門』。あの『ペリカン』のパン粉を使ってて、びっくりするほどライトな食べ心地」 肥「ひえ~、普通の食パン買うだけでも苦労してるのに」 菜「蔵前と浅草橋は歩いても10分くらいの距離だし、カフェ巡ったり、飲み歩いたり、買い物したり、一日中楽しめるエリアだった」 松「知らない町をぶらぶら歩くのって、新たなお店との出合いや発見があったりして、ワクワクするよね。この号はそれぞれの町のいいところをきっちり抑えてあるから、これを頼りに遊びに行って欲しいな」 文/菜々山いく子
おとなの週末編集部