「ここにいるのが不思議」U-23日本代表に合流のMF植中朝日、母親も驚いた突然のパリ行き!「結果を残したい」【パリ五輪】
「最初は本当だと信じてくれてなくて…」
U-23日本代表は現地7月22日、フランス・ボルドーでトレーニングを実施。MF植中朝日(横浜F・マリノス)ら、バックアップメンバー3人が新たにチームに合流し、22人全員が集まって初めての練習となった。 【PHOTO】パリ五輪開幕前にフランス入り!バックアップメンバーとしてU-23日本代表に合流した植中朝日! 練習の冒頭には時折笑顔を見せるなど、リラックスした様子だった植中は、トレーニング後に取材に応じ、次のように意気込みを語った。 「ここに来たからには、ほかの最初から来ているメンバーと、メンタル面とかも合わせていかないといけない。自分が結果を残したい気持ちもありますけど、もともとはなかったチャンス。チームのためにという気持ちが強いです」 クラブの事情で招集できなかったバックアップメンバー佐野航大に代わって急遽、追加で選ばれた植中。J1は7月20日、21日に行なわれた第24節以降、中断期間に入るため、招集を知る前は実家で休もうと考えていたという。 「実家に帰ってゆっくり過ごそうかなと思っていました。姪っ子の誕生日もあったんで、兄貴から誕生日プレゼントを買いに行こうって言われていました(笑)」 ただ、バックアップメンバーではあるものの、突然のパリ五輪行きが決定。これには伝えた家族も驚きを隠せなかったという。 「最初は本当だと信じてくれなくて。母親には『もう嘘はいいって』みたいな感じで言われた。本当に急だったんで、自分は1人暮らしで犬を飼ってるんですけど、母親に言って次の日の仕事を休んでもらって、犬を預けるために迎えに来てもらったりしていた。それは感謝をしています」 自身も「ここにいるのがちょっと不思議」としつつも、U-23日本代表の一員として、すでに切り替えている。「自分はゴール前で違いを出せるのが特徴だと思うし、それを評価してもらってここに呼んでもらってると思う。そういった自分の特徴を前面に出していきたい」と闘志を燃やした。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
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