麻生財務相が臨時記者会見(全文1)森友問題で佐川国税庁長官が引責辞任
佐川氏が任期を全うできず辞めることについてどう思うか
東京新聞:すいません、東京新聞の【シラヤマ 00:10:52】と申しますけれども、今の話に関連してなんですけれども。 麻生:手を上げて、どこにいるか分からん。 東京新聞:すいません、はい。東京新聞シラヤマです。今の話に関連してなんですけれども、大臣として職務を全うしているとか適任だっていうのは分かったんですけれども、そういう佐川さんが任期を全うできず、最後まで仕事を、職務を全うせずにこういう形で辞めてしまうということに関しては大臣としてどういうふうなご感想をお持ちですか。 麻生:私自身は正直に、残念だという思いありますよ。正直申し上げて、極めて有能だし真面目だと思ってましたし、私どもとしてはきちんとこれまで、今のなんとか新聞から聞いてた理財局長時代を含めて、私どもとしてはきちんと対応してきたというような意識がありますから、そういった意味では彼が途中で辞めるということになったことに関しては、少々残念な気がします。 東京新聞:それはあくまで残念だということであって、ご自身の任命した判断に誤りはなかったということはしっかり言い切れるということでしょうか。 麻生:そうですね。私自身としていい才能、経歴等々見ましても、彼自身のやった職務ということに関してはきちんと対応してきたと思っています。先ほどあなたに【****00:12:06】したことと同じこと言ってんですよ。同じこと聞いてんでしょ。 男性:大臣。 麻生:俺に出したって駄目なんだよ。指名するの、俺じゃないから。この人が指名するから。
佐川氏の辞任の理由を聞いているのか
テレビ朝日:すいません、テレビ朝日の【アサ* 00:12:35】と申します。7月に国税庁長官に佐川さんが就任してから、その時点でもうすでにおそらくもろもろの問題に対する国会対応というのでいうと。 麻生:大きく。これだけごちゃごちゃ人がいるときははっきり言わないとよく聞こえないから、はっきり言ったほうがいいよ。相手は年寄りだからね。 テレビ朝日:7月に国税庁長官に就任する以前から、佐川さんに関しては国会対応で野党側から批判を受けていました。その中で、今、この時期に佐川さんが自ら辞めるという話をした理由というのは、大臣何か、理由というのを聞いていますか。 麻生:全然聞いてません。少なくともこれまでの話で私どもは佐川と直接交渉して、辞める、辞めないという話をしたことがありませんので、私自身は。そういった意味ではその点に関しては分かりかねます。 テレビ朝日:もう1つ、佐川さんは丁寧さを欠いたというふうに話しているということですけれども、具体的にどういう部分に丁寧さを欠いたというふうに説明されてますか。 麻生:佐川自身の話ですけど、森友学園への国有地売却事案が国会で議論となった初期段階において、という話をしてましたので、当時の理財局長であった佐川の対応自体のことを彼は言っているんだと理解してますけれども。あっちです。