「 最後にもう一度だけ…」50代バツイチ女が挑んだ婚活で20代男子に心酔。心も金も注ぎ込んだ果てに見た「残酷すぎる世界」
「見た目は30代に見えましたが、年齢は29歳。初対面で意気投合しました。同じ業界に勤めた経験があったこと、犬とビールが好きなこと。地元が同じだったこと。親との折り合いが悪いこと…とにかく共通点がとても多くて。話していても年齢差をまるで感じない。これは運命かもと本気で思いました」。 とはいえ、50代と20代。そのときは付き合うことになるとは思ってはいなかった。 「なんていうか飲み友達ができた。そんな感覚でいようと心に誓ったんです。だって、そんな都合よくいくわけないですから。でも…」。 2人で会うたびに距離感は近くなる。 「向こうからグイグイ誘ってくれて、私も嬉しくてつい返事をしてしまう。すると次はいつかなと期待をする。その繰り返し。男性と2人で食事なんて何十年ぶりでしたから」。 ある日の帰り、お付き合いを申し込まれたという。 「心の中は騙されているかも?と思う気持ちが大半を占めていました。でももう止められなかった。そして一夜を共にしたんです」。 その日を境に彼は涼子さんの家にたまに「帰っていい?」とLINEしてくるようになった。 「正直この時も心の中では断るべきだと思ったんです。でもできなかった。結局、迎え入れてしまいました。驚いたのは愛犬が懐いたこと。びっくりしました。全然他人に懐かない犬だったのに…」。 当初は支払いを割り勘にしていたが、この頃になると涼子さんが支払うのが当たり前になっていたそう。 「さすがに20代に支払いをさせられないなって。大した店に行っていたわけでもないし、自分1人だって食費はかかるわけだし、あんまり気にはなっていませんでした。買い物に行って洋服なんかを買うこともあったな。でも彼がたまに私にってお花とかケーキを買ってきてくれて、すっかりそれで帳消しになっていたんです」。 【後編】では、涼子さんと真司さんが迎えるありえない結末を追っていきたい。 取材・文/橋本 千紗
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