大阪府・吉村知事が定例会見8月25日(全文6完)今井議員は府民に説明する義務がある
大阪府における部活動は原則休止
学校の通常教育活動、マスクを着けて勉強をする、そこでどこまで広がるかっていうのはなかなか見えないところがあるんですけど、部活動についてはやはり非常にそういったクラスターが広がりやすいということもありますので、大阪府における部活動については原則休止、この判断をしたいと思います。これは教育委員会、教育庁にも要請をして、教育委員会もその判断をするということも判断されました。ですので本日、その通知を府立の全ての学校、そして市町村教委、私立学校に通知をするということになると思います。もちろん夏休みの期間を延ばすとか始業期間を延ばすとかいろいろ、そのほかにもすでに部活はこの市は中止とか、いろいろあると思うんですけど、大阪府全域において部活動については原則中止、このことを教育委員会にも要請して、教育委員会としてもこの通知をすることになると思います。 それから、学校に行くことに非常に不安に感じておられる保護者の方も多いので、ここはあらためてになりますけど、仮に家庭の事情、あるいは保護者の判断で学校を休むということは、もうこれはそれで不利益を受けることはないようにする、欠席扱いにしない、それをあらためて通知をいたします。保護者で心配な方もたくさんいらっしゃると思うので、もうその方は学校に行かなくてもいいと、その判断を徹底するように通知をいたします。そのときにオンライン学習であったり、あるいは、いろいろオンラインの準備は整えるようにと言っていますけれども、オンラインであったり、あるいはオンラインじゃなくてもいろんなプリント学習であったり、やっぱり学校に来ないということになると学習支援が必要になってきますから、その学習支援についてはそれぞれの学校で、市町村教委でしっかりと対応をお願いしたいと思っています。
公式大会は認めるのか
絶対に学校に行かなければならないのかというと、学校が開始されたら。そうではないと。もう休む人は休んでくださいと。欠席扱いにしない、不利益な扱いにはしないということをあらためて府教委でも決定して、本日通知をしたいと思います。現時点で、やっぱり陽性者が出た学校についてはもういったん休校というのがあれですけど、一斉休校にはしないわけですけど、これは今後、学校が始まってどういう状況になるか、これは非常に感染対策を徹底した上でもどうなるかっていうのは府としても注視します。市町村にもそれぞれ注視されると思いますが、今の段階の判断としても、部活動については休止をするという判断を教育委員会とも相談していたしましたので、その通知を本日されるということになると思います。あとは休む、不安な人がもう休んで、そしてそこのフォローアップだけ学校はしっかりお願いしますという通知をあらためて行うということになります。 司会:もう1つですか。 読売新聞:すみません、追加で。今の通知については、これまで公式大会については認めるということで方針を取ってきたんですけども、これについてはどうなるんでしょう。 吉村:最後の公式大会、ここについては例外的に認めるということになります。これはほかのどの都道府県もそうですけども、その公式大会を辞退するかどうかっていうのはそれぞれの学校の判断があると思いますが、辞退せよということは言わない。最後の公式大会自体は、もうこれは例外的に、これは人生の最後の思い出にもやっぱりつながりますので、そこについては中止の要請はしませんが、原則、部活動については中止。今までそれはやってませんでしたけど、本日これをやるということになります。 あとはできるだけ日々の教育活動ですね、机に座ってお勉強すると。給食も小中学校でありますけど、そういったところの感染対策はぜひ徹底してもらいたいと思います。それから、感染状況がどうなるか、ここはわれわれとしても、健康医療部として、教育委員会、協働しながら注視をしていきたい。