朱雀門に光の花や鳳凰 奈良で「天平たなばた祭り」
22日の近畿地方は、湿った空気の影響で曇り、雨の降っている所もあったが気温は上昇。大阪府堺市堺区では最高気温37.6度を観測。気象庁によると、岡山県高梁市とともに、同日の国内最高気温となった。しかし、夜になると気温が下がり、堺区では同日午後7時現在で26.1度となった。
そんな中、奈良県奈良市の平城宮跡では『平城京天平祭2020夏「天平たなばた祭り」』が開かれており、夜には朱雀門で「光と音のアートプロジェクト」が行われた。 22日夜も朱雀門に花や鳳凰(ほうおう)が映し出され、多くの見物人が幻想的な光景を眺めていたが、途中で激しい雨にも見舞われ、一部のライトアップが中断した。同祭りは23日まで行われる。 気象庁は、23日の近畿地方は、気圧の谷や湿った空気の影響でおおむね曇り、大気の状態が不安定となるため、南部を中心に昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて雷を伴った激しい雨の降る所がある見込みとしている。