猛暑でここ「シカ」ない? 奈良県庁前の道路溝 シカが涼求めひっそり集合
猛暑でここ「シカ」ない? 奈良県庁前の道路溝 シカが涼求めひっそり集合
気象庁によると、20日は全国的に朝から猛暑日を観測する地点が多く、同日午後3時までに滋賀県東近江市では最高気温39.2度、京都府中京区では38.4度を観測した。 【映像】奈良県庁前の道路の溝で、ひと休みするシカ
奈良県奈良市の奈良県庁前の道路の日陰では、涼を求めてか、日陰の溝に多くのシカが集まり休憩する光景がみられた。通りすがりの観光客からは「暑いけど涼しげ」という声も聞かれ、携帯電話のカメラで撮影する人の姿も多くみられた。 同庁によると、奈良市では同日午後3時までに最高気温37.9度を観測。道路は県庁前とあってバスや車が多く通るなど交通量が多いが、溝が深いためシカにとっては涼しく安全な場所になっているようだ。
同庁は「21日の近畿地方は引き続き高気圧に覆われておおむね晴れるが、午後は大気の状態が不安定となるため、雨や雷雨となる所がある見込み」と予報している。 また、21日は大阪市で予想最高気温が37度など引き続き猛暑が続くため「熱中症の危険が特に高くなる見込みです。暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、十分な対策をとってください」と注意を呼びかけている。