「実は危険!」現役保育士が警鐘を鳴らす、冬こそ気をつけたい「子どもの事故」
落ち葉に潜む意外な危険
お散歩でも大人気の落ち葉は、制作でも使えますし、きれいな落ち葉を集めて花束のようにするのもかわいいです。とはいえ、そんな落ち葉にも危険な点が。 落ち葉がたまりすぎた結果、側溝が見えず足がハマったり落ちて転倒につながることもありますし、濡れた落ち葉の上は意外と滑りやすく、転倒の原因になる事があります。楽しい!だけではなく危険なこともあると予測しながら遊びを楽しめると良いですね。
低温やけどにも注意
保育園ではアイロン、ケトルといったやけどの危険性は少ないですが、冬は思わぬところでやけどをすることも。カイロによる低温やけどが起こる可能性もあります。 カイロを衣服に貼って登園して、剥がし忘れて保育士が気付かなかった結果、低温やけどになってしまったという事例も実際に聞いたことがあり、子どもの登園時の服装や持ち込むものについて保護者に周知しておくことも大切かと思います。 保育園ではヒヤリハットを集計し、子どもたちに事故が起きないよう日々気を付けて保育をしています。とはいえ、何をするかわからないのが子ども!「うそでしょ!?」「そんなことするの!?」と悲鳴をあげたことは何度あったか、もはや覚えていません。 家庭でも知識としてどんなことが危険か覚えておくと、対策もしやすいかと思います。ぜひ参考にしてみて下さいね。
【Profile】はる(@hr_hoiku)
小2女子と年中男子の2児のママ。新設保育園の立ち上げも経験した12年目の現役主任保育士。現場の経験を生かして、保育園側の視点と保護者側の視点からの情報や、子育てが少しでもラクになる保育士のハックを発信。保育士、幼稚園教諭1種、認定ベビーシッターの資格も保有。