【天皇賞秋】2番人気はオイシイ!?武豊ドウデュースの不安材料を現場取材から解消する
[GⅠ天皇賞・秋=2024年10月27日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2000メートル] え? 1番人気じゃないの? ドウデュースの単勝オッズ(3・7倍=当日9時42分現在)を見て、そう感じた人もいるかもしれない。3冠牝馬リバティアイランド(2・6倍=同)に多くの票が集まったとも言えるが、取捨に迷っているファンが多いようだ。 調教を見る限り、状態は間違いなくいい。ただ、一部ではマイラー色が強くなっているという見方もある。何より、懸念されるのが道中で我慢が利くか。昨秋のように騎手を手こずらせるような場面はあり得る? ヒントとなるのはドウデュースを見続けてきた栗東の調教班にして友道厩舎の担当でもある松浪記者のこんなメモだ。 「昨年は坂路メインで前がかりに。今年はポリを使って我慢が利いている」 これは調教が行われた後、今週から搭載された新機能「記者メモ」に記されたもの。確かに昨年の天皇賞・秋の最終追い切りは坂路だったが、今年はポリトラックで軽め。陣営は最善を尽くしており、メモからはその手応えも伝わってくる。 ドウデュースに関してもうひとつ気になるのが馬っ気だが、この中間は出していない(記者メモより)。また、金曜に4枠7番を確認した友道調教師は「牝馬と離れていたらいいなと思っていた。枠順よりもそちらのほうを心配していたので良かった」とホッとした表情。唯一の牝馬・リバティアイランドが横にいないのは好材料に違いない。あとは三嶋まりえ記者に「(たまった逆襲ポイントを)使わないと」と話したレジェンド・武豊の手綱に託すだけだ。
東スポ競馬編集部