久保建英が入団会見でビジャレアル移籍を「最高の選択肢だった」と語った真意とは?
競争を勝ち抜いていく決意を含めて、スペイン語と日本語の両方で応じた20分間あまりの入団会見を終えた久保は小雨が降る本拠地のピッチへと移動。フェルナンド・ロイグ会長から手渡された、背中に「久保建英」と漢字が記された、特製の黄色いユニフォームに袖を通した姿も披露した。 「これから自分の色に染めていけたらいいかな、と思います」 右肩上がりの軌跡を描いたマジョルカでのプレーで、ヨーロッパを驚かせた昨シーズンはすでに過去のこと。レアル・マドリードへ復帰するだけでなく、その先に誰が見ても「すごい選手になる」と壮大な夢を描く久保が、攻撃力を証明してさらなるステップアップを果たすための「最高の選択肢」と位置づけた、ビジャレアルでの新たな挑戦が12日の新チーム始動とともにさっそく幕を開ける。 (文責・藤江直人/スポーツライター)