【2歳馬ジャッジ】マジックサンズとジョバンニはロスがありながらも好内容で勝利 重賞戦線での活躍に期待
7月7日(日) 福島6R 優勝馬 セイウンビッグバン 指数-3 評価B
4番枠からまずまずのスタートを切り、外から前を主張する馬を行かせて2列目の最内を追走。前のショウナンバシリスが下がってきたので、いったん控えて3~4角で外に誘導。4角出口で前3頭の外に誘導し、直線でさらに外に出されると、グングン伸びて残り100mで先頭。そのまま押し切って2馬身差で完勝した。 上がり3Fタイム34秒8はこの週の福島としてはまずまず良い。2着以下にしっかりとした差をつけているので、指数は悪くないものとなった。走破タイムは平凡なので疲れを残しにくく、この後の上昇は見込めそうだ。順調に使われながら上を目指す馬となりそうだ。
7月6日(土) 小倉2R 優勝馬 ジャルディニエ 指数-5 評価A
4番枠からまずまずのスタート。序盤は3番手を追走していたが、1~2角で外のニシノオーブがするする上がって行ったので、それをじわっと追いかけて2列目の外を追走。3角手前で今度はオーシンエスが被せてくると、それに抵抗して3角から進出した。4角で先頭に並びかけ、直線序盤でじわじわ伸び続け3/4差のリードを奪うと、ラスト1Fで抜け出し3馬身半差で完勝した。 ジャルディニエは単勝オッズ1.3倍の圧倒的1番人気に支持されていた。前走の新馬戦はサニーサルサが緩みない流れでレースを引っ張った一戦。ジャルディニエは差す競馬で好タイムの2着。いかにも2戦目で疲れが出てしまいそうな内容であり、果たしてどうなるかと見ていた。 今回は前走で緩みない流れの芝1600mを使われたこともあって、前走より前のポジションが取れた。そして今回も緩みない流れ。3角手前でオーシンエスが被せてきたことでやや早仕掛けになったが、それでも結果は3馬身半差の圧勝だった。 上がり3Fタイムは37秒2。ラスト2Fは12秒3-12秒8と完全にスタミナ比べとなった一戦を、なかなかの好指数で勝利した。今回は新馬戦の疲れが懸念された一戦だったが、あっさりクリア。このことから能力の天井がかなり高いところにあると推測される。また今回の厳しいスタミナ比べを制したことは、流れが厳しい展開でも最後の伸びに繋がってくるだろう。次走が重賞でも面白い存在になりそうだ。