【ジャパンC】驚異の末脚でGⅠ連勝を決める 京大競馬研の本命はドウデュース
天皇賞(秋)組が優秀 二冠牝馬は黄信号
11月24日(日)に東京競馬場でジャパンカップ(GⅠ)が行われる。天皇賞(秋)を制したドウデュースや二冠牝馬のチェルヴィニア、同じく2年前の二冠牝馬スターズオンアースら日本のGⅠ馬7頭と、海外からここをラストランに選んだオーギュストロダンなどGⅠ馬3頭が出走。14頭中10頭がGⅠ馬という昨年に負けず劣らず豪華なメンバーが集まった。 【ジャパンカップ2024 推奨馬】能力&末脚はメンバートップ! 3つの複勝率100%データを持ち信頼度◎(SPAIA) オーギュストロダンがディープインパクト産駒で人気が高く、ゴリアットの馬主によるSNSでの広告活動もあり、海外馬への注目が非常に高い年になった。 しかし近年の本レースはBCターフ勝ち馬や凱旋門賞勝ち馬でも通用しないほどレベルが高く、問われる資質が違うレースになっていることも事実だ。どんな日本馬が好走するのか。データを用いて検証する。 まずは過去10年の前走レース別成績を調べた。ハイレベルな古馬が集結する天皇賞(秋)組の成績は【6-3-5-34】と流石の成績。1着馬は【2-0-3-0】で複勝率100%になる。5頭のうち1番人気が4回あり、勝率という点では不満を感じてしまうが、馬券の軸として最適だ。 近年増えているのが秋華賞組の出走で【1-2-1-3】の複勝率57.1%。これも先ほど同様1着馬に絞ると【1-1-1-1】。問題は唯一馬券外になった2015年ミッキークイーンが二冠牝馬だったこと。 馬券に絡んだ3頭はいずれも三冠牝馬。チェルヴィニアは桜花賞を落とした二冠牝馬で、ミッキークイーンと似た立場になる。秋華賞の内容は大変素晴らしかったが、配当に期待できないため、筆者は取りこぼす可能性に賭ける。
内枠有利が顕著 実績馬が入ればとりあえず買い
次に過去10年の枠番別成績を調べた。1枠は【5-4-1-7】の複勝率58.8%で、同じ東京芝2400mのGⅠであるダービーよりもはっきりと有利。2枠【2-0-4-13】、3枠【2-1-1-16】もそれぞれ2勝するなど優秀だ。 当日3番人気以内に限ると1枠【4-3-1-0】複勝率100%、2枠【1-0-3-2】複勝率66.7%、3枠【2-0-1-3】複勝率50.0%。絶対に押さえないといけない。枠順や臨戦過程からドウデュースとジャスティンパレスは3番人気以内になる可能性は高い。この2頭が軸になるだろう。