【NGメイク】ほうれい線、目元のくすみ、フルメイク…40代・50代のNGとは? 3つのお悩み解決テクも解説
年齢を重ねたお顔には、悩みも増えがち。年々深く刻まれるほうれい線、くすみがちな目元。それなのに、スマホの画質はどんどん上がり、写真撮影の機会も増えるので、ばっちりフルメイクでなんとか誤魔化す……。 【写真3枚】「カバーだけじゃなくツヤ感まで」長井かおりさん厳選のメイクアイテムを3つのお悩み別に見る ですが、これまでの“メイクの常識”を見直さないままでいると、逆効果になってしまうことも。 人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんが教える、よくある3つのお悩みについての「NGメイク」と「解決テクニック」とは? 最新メイクテクニックの一部を、『長井かおりからのお知らせです そのメイクの常識、ちょっと前に変わってます!』(講談社)から見ていきましょう。 ※以下、同書をもとに再構成しました。 ***
【NGメイク】ほうれい線に沿ってコンシーラーで塗る
ほうれい線の溝に沿ってコンシーラーを塗ると、骨格的に本来沈んで影になる部分がいきなり明るくなるため、「コンシーラーを塗りました」感が出て、悪目立ちしがち。 それよりもほうれい線を横切ってコンシーラーを塗るほうが、頬肉との段差による影をカムフラージュできます! “ほうれい線に塗りました”感こそ避けるようにしましょう! 【解決テクニック】ほうれい線の影は、埋めるより分断して目立たせない! (1)ネコのひげをイメージして、コンシーラーでほうれい線を横切る線を3本ずつ描く。斜め上方向に引き上げるように。 (2)厚いスポンジを押し潰した先端で、描いた線を垂直に押し込むようにぼかす。薄くなるのでこすらないで! Next:間違った目元のくすみ対策とは? 古い“常識メイク”では目がこぢんまりと小さく見えるかも
【NGメイク】目元のくすみ対策で、下まぶたにコンシーラーをしっかり塗って明るくする
「目元のくすみはカバーするべきだ」と思われがち。 でも、きっちりコンシーラーを塗って明るく仕上げた下まぶたと、暗めのベージュを塗った下まぶたでは、上まぶたのメイクはまったく同じでも、下まぶたに暗めのカラーを塗ったほうが、目元がくっきり! 顔の余白も目立たず、中顔面短縮にも! 【解決テクニック】下まぶたを暗くして、印象がぼやけがちな大人の目元を引き締めて。 (1)暗めのベージュのアイシャドウをブラシにとり、涙袋全体に、やや広めにふんわり色をのせる。 (2)そのまま目尻まで広げ、上まぶたのアイシャドウと自然につなげる。囲み目風になり、目元がくっきり引き立つ。 Next:フルメイクの落とし穴とは? 写真映えするメイクテクニックを紹介