小池都知事が定例会見4月23日(全文1)コロナを甘くみないでいただきたい
漫画家・弘兼憲史さんが語るホテル療養のメリット
これまでもお店のほうにはアクリル板、CO2の濃度の測定、そしてまた、マスクを着けているかどうかのチェックをお願いします、消毒液ということでお願いしていましたけれど、結局、利用者の方々と一緒になって感染対策をしていくという必要があることから、これらの対策でリーダーさんの活躍を期待もすると。お店の方、本当に一生懸命やっておられるお店もありますし、また、時間関係なく開いているというお店も散見されることも事実でございますけれども、しかし今は感染拡大をいかにして抑えていくか、皆さんのご協力、お店も、それから利用者の方々もご協力のほどお願いをしたいと。そしてまた、この緊急事態宣言が出ますと、さらにその点をいっそう強力にお願いをするところでございます。 それから実際に陽性が判明しました、そして保健所のほうから宿泊療養ホテルのほうに行ってくださいということで、今回、先日、『相談役 島耕作』、かつては課長だったあの島耕作が、なんともう相談役になられているということで、弘兼憲史さん、いつもいろんな、情報漫画と言っていいかと思いますけれども、非常に分かりやすく、そしてまた今回、実際に宿泊療養した方から事細かにディテールまで聞かれて、それを今回の『相談役 島耕作』にされたということなんですね。作品の制作に当たっては、先生自身お感じになったホテル療養、また、テレワークのメリットなどについて語っていただいている動画がございますので、ちょっとダイジェスト版をご覧いただきたいと思います。
家庭内感染を減らせるのがメリット
弘兼(VTR):「島耕作」という漫画が単なるエンターテインメントだけではなくて、半分、情報漫画みたいな要素がありますので、コロナのこともやっぱり描かなきゃいけないなというふうには思っておったんですよ。ホテル療養とか、そういう拘束されているような雰囲気を持たれている方がいっぱいいらっしゃったんで、実はそうではないというのをその方からも聞きましたので、それを伝えておかなきゃいけないなと思って、この漫画を描いたんですね。 小池(VTR):この宿泊療養、ホテル療養というのは、本当はやはり家庭内感染をいかにして減らすかという、ご本人の健康を守ると同時に、それ以上広がらないための方策としてメリットがあるということなんですね。 小池:はい、ということで「島耕作」のワンシーンは例えばこういうふうになっています。「まいった!!突然38度の高熱が襲って来るなんてまったく想定していなかった!これがコロナというものか!」とか。今、Pepperくんが、陽性者になって最初にホテルに入られた方をお迎えするのは職員ではなくてPepperくんとかロボットなんですね。それがとても感心していた。「コンニチハ キョウノラッキカラーハシロデス」とか。いろいろAIで、いろんなシチュエーションなどで会話が変わってくるというものであります。 こちらがパルスオキシメーターを使っているというシーンになっています。宿泊療養、ホテルの療養もパルスオキシメーター、健康観察で体温を知らせる。調子が悪くなると看護師さんが24時間いる。オンラインで診療ができるということで、この間、家族と離れていただいたりする。病院に行く段階ではない方々にはこちらを活用していただくことによって病床を確保する。そして感染の防止をそこで抑えるというのが宿泊療養になっています。約6000室確保している中で今、そうですね、約46%使用していると。ただ、出と入りがありますから毎日入れ替わることなども含めて、宿泊療養は大いに活用されているところです。 もう1つが病院と、それから宿泊療養と自宅という選択になるわけでありますけれども、この自宅で療養する方については、20日からそれぞれの地区の医師会と連携をしまして、お医者さんが、医師が電話、オンライン診療で答えてくれたり、また、往診をするサポートを今週の20日から開始をしたところです。