小池都知事が定例会見4月23日(全文1)コロナを甘くみないでいただきたい
街灯を除き全ての明かりを消したい
きのうも3つの大学の授業に、オンラインの講座ですけれども、そこに飛び込みで新入生の皆さんや、また、2回生、2年、3年のクラスなど入りまして、そして皆さんに路上飲みやめてねと、何よりも感染防止、若い人たちも重症化しますよというような恐れもありますということなども呼び掛けをさせていただいたところであります。それから、路上飲みについてはそのような対応で、いろいろ連携しながらこれからも抑えていくことが感染防止につながる。 それから地域のまちづくり団体などが主催されて、大規模施設のイルミネーションイベント、年末のクリスマスなどされますよね。そういったライトアップの中止や点灯時間の短縮、これについては引き続きお願いをしているところでありますけれども、これだけではありません。20時以降ですけれども、街頭の看板であるとか、明るい看板ですね、照明を伴う看板、ネオン、イルミネーションなども停止をしていただくようにお願いをいたします。夜は暗いです。街灯のみがともるということに結果としてなろうかと思います。よって、街灯を除きまして全ての明かりも消すように徹底していきたいと。またご協力を願いたいと思います。このあと関係団体にご協力いただくように要請をしてまいります。 私などは、当時日本にはいなかったんですけれども、70年代のオイルショックのときには銀座の街の電気が消えた。それからテレビも12時かなんかで消えた。そして、新しいところでは10年前の東日本大震災ですけれども、そのときは電力の使用抑制ということで極力、消灯に努めて、東京の夜のまちは相当暗くなったっていうことを皆さんも記憶しておられるというふうに思います。
「徹底点検 TOKYOサポート」プロジェクトを開始
オイルショックのとき、それから東日本大震災のとき、これの目的は電力をいかにして使わないかということでありましたけれども、今回は人の流れを抑制するための措置ということであります。それぞれの団体等を通じまして、この点をお願いしてまいりたいと思います。もちろん防犯の関係で街灯ということは、これはそのままであります。 それから4月12日から「徹底点検 TOKYOサポート」プロジェクトを始めました。私も新宿のお店に参ったわけですけれども。お店からの要望もありましたので、支援ツールを幾つかつくりましたのでご紹介をしておきます。これは飲食店における飛沫などによる感染防止ということで、中にはマスクを着けていても、会食、会話に熱中すると忘れてしまうとか、そういった方には、リーダーをそのお店ごとに決めていただいて、そしてリーダーさんにはバッジを付けていただきますし、登録の数も、11万の中で、幾らになったんでしたっけ。ちょっと確認しますけれども、かなり多くの方々にリーダー登録、すでにネットでしていただいております。 タブレットをお店に行って、参りますときに、タブレットで、その場でもお店やリーダーさんとつながりますので、そこでいろいろな新しい取り組みなどについても、呼び掛けがそのままお店のほうに、リーダーさんにいくということで、また、この『リーダー必携』のこういう、こんなお客さんがいたときはこうしてください、お皿はこうしてくださいっていったような、こういう冊子を作っております。 それから、テーブルにはこれら、食事中以外はしっかりマスクを着けましょうといった、こういうPOPですね。これをそれぞれのお店で、また、テーブルで置いていただきたい。それからお絞りを出すときにこういうふうな、マスクを着けてくださいと、英語などでも記載がされております。それからそもそもマスクを着けていない方は入店しないでねという、こういうお店の前に張っていただくポスターですね。これを作っております。何よりも点検をずっとサポートチームが回っておりますけれども、それら全てチェックをしているところには、このようなステッカーを張っていただくということで点検済みという形になります。 11万件、東京都内は12万の飲食店がありますけれども、ですからほかの地域と比べると、だんちに多いんですね。そして登録していただいたリーダーさんは9万6000人に上りました。こういった形で、それぞれお店とつながりながら、これからも感染対策などを進めていくということであります。こちら点検済証、今度はブルーが背景になりますけれども、この目印としてご活用いただければと思います。