レスリング協会が会見(全文1) 栄強化本部長から辞表「不徳の致すところ」
日本レスリング協会は6日夕、五輪4連覇中の伊調馨選手(ALSOK)に対する栄和人強化本部長によるパワーハラスメントが告発された問題について、東京都内で臨時理事会を開き、第三者の弁護士による聞き取り調査結果を報告した。その結果、伊調選手やコーチだった田南部力(たなべ・ちから)氏らへの4件のパワハラ行為を認定した。 【画像】レスリング協会が会見(全文2)栄氏の指導の成果が出ていて精査しなかった 理事会後の会見で、福田富昭会長は「伊調選手に対する強化本部長の言動がパワハラに当たると受けとめ、伊調選手や関係コーチに深くお詫び申し上げる」と謝罪した。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】伊調馨選手へのパワハラ問題でレスリング協会が謝罪」に対応しております。
伊調選手と関係コーチらに深くお詫び
司会:お待たせいたしました。先ほど緊急理事会が終わりまして、ただ今から日本レスリング協会、緊急理事会の報告を、記者会見を行います。登壇者を、出席者を紹介いたします。まず福田会長。 福田:福田でございます。 司会:皆さんから見て左側、馳副会長。その左、松浪副会長。 松浪:よろしくお願いします。 司会:あと、こちらが金森弁護士。倫理委員会の。 金森:倫理委員の金森です。 司会:皆さんから見て左が【シミズ 00:04:08】弁護士。協会の顧問弁護士です。では、まず福田会長のほうから初めにごあいさつ申し上げます。 福田:開会に当たりまして、冒頭にひと言、今回のパワハラについて。これは、ちょっと立ちましょうか。関係者、ならびに国民の皆さまに大変ご心配とご迷惑をお掛けいたしましたことを、心からおわびを申し上げます。 また現在、調査を、内閣府の調査がありますが、調査結果から明らかなように、伊調選手に対する強化本部長の言動がパワハラに当たるという認定を受け止め、レスリング協会の代表として伊調選手や関係コーチ、その他関係者にこの場を借りて深くおわびを申し上げます。 金森:ちょっと待ってください。まず。 福田:これでいいの? 金森:ここから。 福田:本日、臨時理事会をただ今、開催させていただきました。倫理委員会から伊調選手に関わるパワハラ問題に関して、調査結果の報告がなされました。また、その報告を受けて対応を理事会で協議をいたしました。まず、倫理委員会から、調査結果について簡単にご説明を申し上げます。では倫理委員会、よろしくお願いします。 金森:それでは資料をお配りしてください。