「ルノー アルカナ」を安東弘樹さんが試乗!車好きをアツくする“ドッグ”が優秀すぎる!
お熱いですね。そしてアルカナはクーペスタイルのSUVですが、車内は意外と広いですね? 「はい。今、一緒にいる担当編集Aさんは身長180cm以上で、後席の頭上空間は余裕ですよね」。 窮屈感はないです。 「クーペスタイルですが、良好な居住性が確保されています。そしてエスプリ アルピーヌならではの、ドアトリムやステアリングホイールに施されているブルーステッチも素敵。あとは助手席も電動シートですね。これはベリーグッド」。 出ました!安東さんの“助手席こそパワーシート必須説”。あと、ハッチゲートの荷室も広めです。 「クーペ形状を巧みに活用し、奥行きがあるから大きな荷物も積載できる。では、早速走ってみましょう」。
……いかがですか? 「重厚感と軽快感がいい塩梅。以前、箱根で乗ったときよりもさらに良くなっています。しかし、技術面で聞きたいこともありまして」。 メーカーの方に聞いてみます?(プルプルプル♪……)。お世話になります、担当Aです。今、安東弘樹さんとアルカナ試乗中で、つないでおります。 「安東でございます。このエスプリ アルピーヌはハード面におけるアルピーヌならではの独自の装備や味付けはありますか?」。 (ルノー・ジャポン広報 佐藤さん)実は特になくてですね。内外装の専用意匠となっております。
「なるほど。足回りがあまりにも素晴らしくて。F1由来の何かが採用されているのかと思いまして」。 (ルノー・ジャポン広報 佐藤さん)我々にも知らされてないところで改良がされているとは思うのですが、アルピーヌが何かをしたという情報はないのです。 「素性がとても素晴らしいわけですね。ありがとうございます」。 佐藤さん、恐れ入ります!
「とにかく、ドグクラッチの制御には驚きです。駆動力の切り替えはスムースかつショックがない」。 とはいえ、やはり安東さん的には自分で変速を楽しみたい? 「もちろん!けれども、レースフィールドの研鑽は黒子に徹し、ヤンチャな走りというわけでもなく、むしろ面白くないくらい優秀(笑)。でも多くの人がこれで満足すると思うし、いちばん感動しているのは、足回りの良さですから」。 フラットライド感ですか。 「ちょうど今、段差を通過しましたよね?それなのにドスドスとした突き上げがまったくない。しなやかで快適な乗り味ですが、決してフワフワではなく。……嗚呼、ずっと運転していたい……」。 助手席も非常に快適ですよ。