運転中に意識障害、追突で8人けがする事故 藤沢市職員が失職、退職金なし
藤沢市は9日、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の罪で執行猶予付きの有罪判決を受けた財務部契約課上級主査の男性(42)が地方公務員法に基づき同日付で失職した、と発表した。退職金は支払われない。 【写真で見る】藤沢市役所(資料写真) 市によると、男性は2021年12月31日、平塚市内で乗用車を運転中、持病の影響で意識障害の状態に陥り、前の車に追突し、計3台の車を巻き込む事故を起こした。この事故で8人がけがを負ったという。 男性は最高裁まで争ったが、今月9日に懲役1年8月、執行猶予3年の判決が確定した。
神奈川新聞社