インフル患者急増 茨城県内、過去2番目
茨城県内で昨年12月23~29日の1週間で、インフルエンザの定点当たりの患者報告数が過去2番目となる65.11人を記録した。県は前週から基準の30人を上回ったとして流行警報を発令している。 県感染症対策室によると、前週の36.46人から約1.8倍に拡大。警報基準の2倍超に達した。過去最多(1999年以降)は、2019年1月14~20日の週の68.05人で、60人台は同月以来約6年ぶり。 県内保健所別では土浦の99.18人が最も多く、100人に迫る勢い。次いで日立が91.45人。このほか、竜ケ崎78.88人、潮来68.62人、古河67.10人、つくば61.60人、ひたちなか58.81人、水戸市44.08人、筑西39.36人と続く。 県は感染拡大を踏まえ、県保健医療部の公式X(旧ツイッター)などで、手洗いや場面に応じたマスクの着用、予防接種などの感染予防策を呼びかけている。
茨城新聞社