「妻や夫とはどうしても価値観が合わない」“ギスギス夫婦”が離婚を決める前に知っておきたい「5つの態度」
ちょっと考えてみてください。 価値観が違うわけですから、「受け入れる」という態度は最上位にも思えますが、それよりも上の態度があります。 この態度が思いつかない、ということが、私には日本の夫婦のうまくいかない大きな要因だとも思えます。 ■「受け入れる」よりも「〇〇」が大切 では、レベル4はなんなのでしょうか。 レベル4「喜ぶ」 そう、価値観が合わないことを喜ぶのです。 私は、これを初めて聞いたときに、とても驚きました。
価値観が合わないなら、それを受け入れるか受け入れないか。その2択しか発想になく、受け入れられないなら疑ったり否定したりして、相手に変わってもらうか、関係を絶つか……そんな世界観にいたことに気づかされました。 喜ぶ、という非常にポジティブな選択肢があるとは想像すらしていなかったのです。 もしも、奥さんと価値観が合わないと感じた時に、その1つひとつを喜べたとしたらどうでしょうか? 「そうか、それが気になるんだね!」
「それは気付かなかった」 「そういうことを考えられるってステキだと思う!」 そんなふうに喜べたとしたら、どれだけステキな旦那になれるでしょうか。 ちなみに、レベル5は以下だそうです。 レベル5「祝う」 日本人の感覚だと、この祝うというのはどうにもしっくりこないことが多いのですが、価値観が合わなかったことを祝えるほどポジティブに捉えるというのは、私たちは見習うべき態度なのではないでしょうか。 「コミュニケーションに疲れる」というのは、よくあることです。
なぜ疲れるのか。 それは、価値観が違う時に、それを受け入れたり、疑ったり、否定したり、それをすり合わせようとすることにかなりの労力が必要だからではないでしょうか。 価値観が合わないなと思ったときに、それを喜ぶことができたら、むしろコミュニケーションによって元気がもらえるような毎日がやってくると思いませんか。 ■夫婦をチームにする第一歩 実は、ビジネスにおいても、この「価値観の違いを喜ぶ」という態度は、極めて有効です。