三富兜翔を破った大門寺崇へのリベンジに八須拳太郎と大谷譲ニが名乗り。「PPPに恩返ししたい」大谷が次回大会で対戦へ【PPPTOKYO】
PPPTOKYO「FANTASTIC PHANTOM-夢幻なる-夜-」(5月27日、東京・新宿FACE)で団体を率いる博報堂出身の異色プロレスラー・三富兜翔がメインイベントで大門寺崇と対戦した。試合では25分を超える激闘の末、大門寺の軍門に下ってしまった。 社長が敗れるという緊急事態に試合後、所属レスラーの“胸毛ニキ”こと八須拳太郎がリングに上がり、大門寺との対戦をアピール。7月9日の新宿FACE大会での対戦が決まりかけたが、ここで同じく所属の大谷譲ニが大門寺との対戦をアピール。大門寺の辛辣コメントにもめげず、大谷が大門寺との対戦を認めさせた。 この日、三富は「この団体を大きくしていくためには、みんながすごくなっていかないといけない。自分が今の位置のままでいても後輩は感化されない。試合のレベルもそこでとどまってしまう。自分自身で殻を破っていかないと組織のレベルも上がらない」といった決意を秘めての出陣だった。
試合で三富は体格で大きく勝る大門寺に一歩も引かずにぶつかり合う。しかし徐々に大門寺のパワーに押され始める。三富の左肩に集中攻撃の大門寺。三富はエルボーを連打で叩き込んでいくが、それをチョップ一発で返す大門寺。左肩を痛めながらもボディースラムで投げ切ることに成功の三富。しかし先に立ち上がったのは大門寺。三富の劣勢が続く。中盤、三富は大門寺の左足に照準を絞って正統派のドラゴンスクリュー、ロープ越しのドラゴンスクリュー、そして足4の字固めと大門寺を追い込む。なおもビクトル投げからの変形ヒザ十字固めにギブアップ寸前の大門寺。その後も三富のミサイルキック、シュバイン、ラリアット、大門寺のフライングエルボー、串刺しラリアット、俵投げ、三富のスリングブレイドと2人の技が交錯。 ともにダウンし、ダウンカウントが数えられるなど一進一退の攻防に。そんな中でもブレーンバスターを狙う三富だったが、逆に投げ返す大門寺。しかし終盤、三富が垂直落下式ブレーンバスターで大門寺を投げ切る場面も。最後はカウンターのラリアットで大門寺を倒した三富がスライディングエルボーで追撃も、惜しくもロープブレイク。三富はとどめのダイビングボディープレスを狙うが自爆。最後は大門寺が後頭部へのスライディングラリアットで3カウントを奪った。
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