筋トレはタスクではなく楽しみ。大久保桜子のストレスフリーな体型維持法
運動好きという女優・大久保桜子さん。芯を感じさせるしなやかなカラダから見てとれる体幹の強さは、さすがの一言。習慣化しているトレーニングメニュー、ストレスフリーな体型維持法など、自分の心身との向き合い方を教えてもらった。[トレーニング指導/神戸貴宏] [画像]大久保桜子さん
カラダを動かすことは生活の一部
抜群の透明感と強い眼差しが印象的な女優・大久保桜子さん。芯を感じさせるしなやかなカラダも彼女の魅力。カメラの前でのぶれないポージングからは、体幹の強さが見てとれる。 「不安定な体勢のまま静止するのは得意で、カメラマンさんにも時折褒められます。10代の頃にヒップホップとガールズヒップホップ、2種類のダンスに打ち込んで、レッスンのたびにしっかり筋トレをしていたので、体幹が鍛えられたのかも。その前には6年間剣道をやっていました。 カラダを動かすことは生活の一部。今でも汗をかかずに一日を終わらせるのは、スッキリしなくて嫌なんです」 美しく筋肉のついた健康的なカラダを見れば、運動好きというのは納得。現在はパーソナルトレーニングやジムには通わず、コツコツと宅トレを続けているとか。 「海外セレブのような、程よくボリュームのあるお尻に憧れ、ヒップアップのためのエクササイズを日課にしています。 2Lのペットボトルを両手に持って、ワイドスクワットを毎日50回。これは歯磨きをするのと同じで、やらないと一日が終わらない! あとは週2、3回、腹筋の2種を計100回やり、お腹の上部と下部両方を鍛えます。大事な撮影が控えている時はプランクを、好きな音楽を選んで1曲聴き終えるまでやる。 これが結構きつくて、限界を超えることで自信がつき、メンタルも鍛えられます。ボディラインが引き締まったり、好きなだけ食べても体型を維持できたりと、成果が目に見えてわかるから続けたくなる。私にとって筋トレはタスクではなく、楽しみです」
好きなものを食べて、その分動く!
筋トレでリフレッシュして、ストレスフリーな食生活を送ることが、大久保さんにとってベストな体型維持法。 「韓国の辛いインスタントラーメンが大好きで、常にストックしていて朝から食べちゃうことも。年中ダイエットするのは私には無理。基本的には好きなものを食べて、グラビア撮影が控えている時には“こういう体型になりたい”と目標を決め、逆算して食事や筋トレメニューを考えます」 今回の撮影では課題も再確認。 「柔軟性が必要なポーズは結構つらくて、悲鳴が出てしまいました…。カラダが硬いんです。ストレッチをやってみるものの、なかなか痛みの向こう側に行けないんですよね。柔らかくなれば骨盤の歪みも改善し、ボディラインがもっと整うはず。ずっと興味があったピラティス、これを機にトライしてみようかな!」
プロフィール
大久保桜子/おおくぼ・さくらこ 1998年生まれ。2017年に戦隊ヒロインとしてデビューし、ドラマや映画で活躍。2024年7月20日に4冊目の写真集を発売。8月2日公開の映画『赤羽骨子のボディガード』に出演。
取材・文/間宮寧子(初出『Tarzan』No.879・2024年5月9日発売)