尾身会長が会見 大型連休はコロナ対策徹底を(全文1)感染拡大時の対策について4つの考え方を議論
独立したものではなく、間の考え
4つの考え方は独立したものではなく、間の考え。間、分かっていただけますかね、いわゆるグラデーションみたいなものがあるという考え方は、みんなこれは一応、確認をしました。もともとわれわれのこの分科会の数名が出したものも、そういう考えになっています。これについては確認をしたと。それから一部の人は、社会経済活動を維持しながら、効果的な感染対策をこれからも探求、実践してはという意見がございました。 それと、そういう中で、この意見の中で、学校、保育所、特に今、保育所とかそういうところでクラスターが起きているので、こういう考え方の議論と並行して、やっぱり今起きている、こうしたクラスターの具体的、効果的な対策というのは今までもやってきたわけですけど、分科会は。今もまたこれからもこういう対策を分科会が提案してはどうかということが、そういう意見がありました。 そういう中で多くの委員が、中長期的には、これは多くの委員はほぼみんなこの言葉を言いました。中長期的にはB2を目指すべきと発言されました。しかし短期的、急激な2というのは、少し保健所とかなんかが、特定のものから一般という感じになっていますよね。こういう2への急激な、短期的な2の実行は回避すべき。課題を明らかにして、段階的に、この2への移行ですね、慎重にすべきという意見が、これは多くの意見です、ここですね、こことここは。B2に仮にいずれ向かったとしても、これは何度も申し上げているように、基本的な感染対策は継続すると。
今日何か決まったとか、そういうことではない
だいたいこのような6つですかね、ポイントが今日の段階で、一応、こういう意見が出ました。次回もまた分科会、たぶん開かれると思いますけど、いつかはこれ、国が、こういうことも議論を、また今までのこの議論を深め、こうした効果的な対策についても少し提案できればというようなところで、今日は会議を終えた。次回、さらに議論を深めると。そういう意味では今日は、意見がいろいろ出たということで、今日は何か決まったとか、そういうことではありませんので、B2を目指すだなんてそんなことはまったくなくて、こういう意見が出ましたということで、その辺はよく、皆さんよろしく、報道のほうをお願いいたします。 今日は、キックオフでもう一度、もう二度かもしれませんけど、議論を深めていくということで、幾つか意見が出た、どんな意見が出たということを今日は紹介させて、これからまた議論が深まることを期待して、ということです。以上、一応、簡単に説明させていただきました。 司会:ありがとうございました。それではこれからご質問等がございましたら、ご発言をお願いしたいと思います。発言のある方は挙手をお願いしたいと思いますが、発言の前にはご所属とお名前をお願いしたいと思います。ちょっとお待ちください。それでは挙手のほうをお願いいたします。では手前のほうからお願いします。